引っ越しの際に行うハウスクリーニングについて

2020.09.03ハウスクリーニング

引っ越し予定の方にとって、「引っ越し時のハウスクリーニング」は気がかりなものではないでしょうか。

賃貸に住んでいた場合、退去時に借主がある程度のハウスクリーニングを済ませておかなければなりません。

今回はそんな引っ越し時に必要なハウスクリーニングについてご紹介します。

 

引っ越し時に必要なハウスクリーニングの範囲

退去時のハウスクリーニングは、どこまでの範囲を行えば良いのか分かりませんよね。

引っ越し時は、元の借主の痕跡を可能な限り消さなければなりません。

もちろん入居前の状態まで戻す必要はありませんが、賃貸のオーナーに「汚い」と思われない程度にはハウスクリーニングが必要です。

あまりに汚れがひどいと敷金から多額の清掃料金をひかれてしまう可能性もあります。

そうならないためにも、クリーニングでできる限り元の状態に近い部屋を目指しましょう。

基準となるポイントは以下の通りです。

 

自分が汚した箇所のクリーニング

毎日生活をしていたわけですから、住んでいた部屋は必ず汚れています。

そのため、自分で汚してしまった箇所のクリーニングは必須です。

具体的には、「水回りの水垢・カビ」「台所回りの汚れ・油汚れ」「食べ物・飲み物をこぼした汚れ」「喫煙によって生じる壁紙の黄ばみ」「掃除していない箇所のカビ汚れ」「落書き」などが挙げられるでしょう。

 

引っ越し後に行われるクリーニング箇所

自分で汚してしまった箇所に加えて、「生活しているうえで付いてしまった汚れ」についてもクリーニングを行うのが理想的です。

引っ越し後に行われる一般的なクリーニング箇所があるので、下記を参考にしてみてください。

具体的には、「浴室・排水口の清掃」「レンジフードの分解掃除」「キッチン壁・レンジ回り」「トイレの清掃」「洗面ボウル・鏡の水垢除去」「床拭き掃除」「窓ガラス・サッシの清掃」「クローゼット・靴箱といった収納部の清掃」が挙げられます。

 

引っ越し時のハウスクリーニング依頼注意ポイント

引っ越し時、ハウスクリーニングを依頼するとなると注意しなければいけないポイントがあります。

 

退去した後にハウスクリーニングを行う

部屋に物が残っていると、業者スタッフはクリーニングがしづらくなってしまうので、その分かかる時間も費用も増えてしまいます。

スムーズにハウスクリーニングを行いたい場合、退去が済んだ後に行いましょう。

 

オーナーや不動産仲介業者の了承を得る

指定しているハウスクリーニング業者があるかもしれないので、オーナーや不動産仲介業者に対して「ハウスクリーニングを業者に依頼したい」という旨を伝えておきましょう。

基本的には契約済みの業者がない限り、借主のハウスクリーニング依頼を拒否することはありませんが、念のために相談が必要です。

 

賠償責任保険に加入している業者選び

ハウスクリーニング中に、壁や設備が損傷してしまったという場合にでも、その業者が賠償責任保険に加入していれば安心です。

トラブル防止のためにも、保険に加入済みの業者を選ぶようにしましょう。

 

引っ越し時のハウスクリーニング費用相場

部屋数が多いほど、ハウスクリーニング費用も高くなります。

部屋数別の費用相場に関しては、ワンルーム/1Kで2万円~、1DK/1LDKで3万円~、2DK/2LDKで4万円~、3DK/3LDKで5万円~、4DK/4LDKで7万円~が相場と言えます。

ただし、業者や地域によって上記の金額は変動するので、おおよその費用を事前に確認しておきましょう。

 

おわりに

今回は、引っ越し時のハウスクリーニングについてご紹介しました。

退去する際は、「借主が汚した箇所の掃除・補修」が基本です。

自分でできる限りの掃除を行ったうえで最終的には業者に依頼し、気になる箇所を残さぬよう徹底的にクリーニングを行ってもらうのが良いですね。

気持ち良く退去するためにも、ハウスクリーニング業者の利用を推奨します。

 

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クラベルプロ編集部

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