【エアコンクリーニング】古い機種のエアコンでも掃除依頼できる?

2021.03.04エアコンクリーニング

古いエアコンのクリーニング

自宅で使用しているエアコン機種が古いものだと、「業者にエアコンクリーニングを依頼しても断られてしまうのでは?」と考える方も多いでしょう。

しかし使い続けていると、どんどんエアコン内部に汚れが溜まっていきます。

今回は、古い機種のエアコンでもエアコンクリーニングを依頼することはできるのかどうかという内容についてご紹介していきましょう。

 

基本的には古い機種でもクリーニング可能

古い機種のエアコンクリーニング

エアコンの機種が古いものであっても、ほとんどの業者がクリーニングを引き受けてくれるでしょう。

ただ製造されてから10年以上経過してしまった機種は、メーカー側でエアコンの部品供給が終了している場合が多いのです。

そのようなエアコンのクリーニングを行って万が一故障した場合、保証対象外となってしまうことから、クリーニング依頼があった段階で断る業者も少なくありません。

また保証期間としては、「購入後10年間」に設定しているメーカーが多いでしょう。

そのためいくら古い機種がクリーニングできると言っても、この目安となる「10年」を超えている機種に関してはエアコンクリーニングを断られる可能性もあるのです。

自宅のエアコンがクリーニング対応してもらえるのかどうか不安に思う方は、事前にいくつかの業者に確認してみるのが良いでしょう。

 

古いエアコンは保証対象外の可能性も

保証の対象外

業者にエアコンクリーニング自体は引き受けてもらうことができたとしても、製造から10年以上経っているエアコン機種に関しては保証対象外となる可能性が非常に大きいです。

製造後10年以上経過しているエアコンは部品供給が終了している場合が多いことから、必要な部品がそろわず修理ができないといった理由で保証対象外となるのです。

保証対象外のクリーニングは非常にリスクが伴うため、心配な方にはあまりおすすめできません。

しかし保証対象外を承知したうえで業者にエアコンクリーニングを依頼すれば、業者は故障しないように最大限注意を払いながら、慎重にエアコンクリーニングを進めてくれます。

汚れたまま使い続けるよりかは業者を信頼し、思い切ってクリーニング依頼をしてみる方が良いかもしれません。

 

20年以上前の機種はクリーニング可能?

20年以上のエアコン

購入から20年以上経過していても問題なく稼働し続けているエアコンも中にはあるでしょう。

10年はおろか20年以上経過している非常に古い機種であっても、基本的にはエアコンクリーニングを行ってもらうことができる場合が多いです。

ただ20年以上経っていると、エアコンの内部構造が近年製造されたものと大きく異なる機種もあり、エアコンクリーニングを断られるケースがあります。

また、内部から異音がするエアコン・長年使い続けて激しく劣化が進んでいるエアコンなどはクリーニングを行ってもらえないことがほとんどです。

自宅のエアコンはクリーニング対応してもらえるのかどうか気になる場合は、やはり事前にいくつかの業者に問い合わせて確認してみるのが安心でしょう。

 

古い機種でも自分で掃除できる範囲

自分でもクリーニングできる範囲

古い機種のエアコンを自分で掃除する場合は、エアコン表面とフィルターのみにしておきましょう。

「古いエアコンでも自分でエアコン掃除をしてしまった方が経済的にも良いのでは…?」と思われるかもしれません。

しかし古い機種のエアコンを掃除するのであれば、エアコン表面・フィルターのみに留めておくようにしてください。

エアコン内部のクリーニングは一般の方であってもできないことはありませんが、エアコン内部はとくに複雑な構造になっており専門的な知識が必要であるため、専門のエアコンクリーニング業者に依頼を行うのが賢明だと言えます。

古い機種のエアコンを自分で掃除する方法としては、まずエアコン表面の拭き取り掃除を行った後、フィルター掃除を行うようにするのがおすすめの流れです。

フィルター掃除の方法としては、「エアコンカバーを開けてフィルターを取り外す」「掃除機でホコリを外側から吸い取る」「エアコン内側からシャワーをかけて内部の水洗いをする」「水気を拭き取るようにして陰干しを行う」「内部が完璧に乾いたらエアコンを取り付ける」という流れで行うようにしましょう。

 

古い機種はエアコンを買い替えた方がいい場合もある

買いかえた方が良い場合

古い機種のエアコンであれば、トラブルが出てくる場合もあるでしょう。

そのような場合には思い切ってエアコンの買い替えを行うのも一つの方法です。

たとえば10年以上使い続けているエアコンの場合、いつ故障してもおかしくはないでしょう。

10年という数字は製品メーカーの保証期間が設けられている期間の目安であり、使用状況によってはこの年数までもたずに、それより短い期間で故障してしまうというケースもあります。

新しいエアコンに買い替えを行うことで、エアコンの電気代の節約につなげられる可能性もあります。

そこで次項では、具体的にはどのような症状が現れ始めたらエアコン買い替えを検討すべきなのか、項目ごとに詳しく見ていきましょう。

 

エアコンの冷暖房が効かない

古いエアコンを使用している中で起きる不具合として一番に考えられるのが、「エアコンの冷暖房の効きが悪くなる」というポイントです。

エアコンクリーニングを行っていて改善していくと良いのですが、まったく改善されない場合、寿命が近づいている可能性が高いと言えます。

エアコン修理に何度も出すとそれだけ高額な費用がかかるため、このような場合は飼い替えを検討するのが良いと言えるでしょう。

 

エアコンから異音がしている

エアコン本体やエアコン室外機から異音がしている場合、故障である可能性が高いと言えます。

普段聞きなれないような音がずっとしているということは、寿命が近づいてきているサインであると思っておきましょう。

とくにエアコン室外機は、エアコンを稼働させる際に一番負荷がかかってしまう部分でもあるため、修理を依頼したとしても買い替えを勧められるケースが大半です。

 

エアコンから水滴が垂れてくる

エアコン内部に汚れが溜まっていると、その汚れが原因となって水滴が垂れてくることがあります。

こちらもエアコンクリーニングを行うことで改善する場合は問題ないのですが、クリーニングを行った後も水滴が垂れてくる場合は故障の可能性が非常に高いです。

エアコンの状態がひどくなると、手間・時間のかかる「完全分解」のクリーニングを行って掃除する必要があるのです。

 

エアコンを稼働させるとブレーカーが落ちる

エアコンを稼働させるとブレーカーが落ちてしまうという場合、漏電・ショートを起こしている可能性があるでしょう。

故障の度合いによっても異なりますが、コンプレッサーの部分が故障している場合は修理費用が非常に高額になってしまうため、こうなると買い替えを検討するのがおすすめだと言えます。

 

おわりに

今回は、古い機種のエアコンでもエアコンクリーニングを依頼することはできるのかどうかという内容についてご紹介しました。

基本的には、古い機種であってもエアコンクリーニングを引き受けてもらえる場合が多いということが分かりました。

しかしクリーニングを行ってもらえるとしても、保証期間が過ぎている場合もあるため注意が必要です。

また経年劣化が激しかったり、エアコン内部から異音がしたりといったものに関しては、クリーニングを断られてしまうケースもあります。

しかし依頼すれば業者も慎重にクリーニング作業を行ってくれるため、古い機種のエアコンであっても定期的に掃除をし、できるだけ長く使い続けていきたいところです。

 

 

 

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クラベルプロ編集部

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