ハウスクリーニングと家事代行の違いを知って依頼しよう!
2020.07.19ハウスクリーニング住宅をきれいにしたい場合、何らかのサービスを受けるのであればハウスクリーニングあるいは家事代行のどちらかに依頼するのがほとんどです。
しかし、厳密には大きな違いがあるため、実際に依頼する前にハウスクリーニングと家事代行のそれぞれの特徴を確認してみましょう。
ハウスクリーニングと家事代行の違い
ハウスクリーニングと家事代行の一番の違いは、対応できる範囲の広さです。
文字通りハウスクリーニングは住宅の清掃を専門として行うため、それ以外のことはまずメニューとして用意してありません。
家事代行はそれとは違い、掃除以外にも家事に当てはまることであればひと通り対応可能です。
また料金に関してはハウスクリーニングの方が高くなりがちですが、それは一般とは違い高度な清掃が期待できるからです。
逆に比較的安価で抑えられる家事代行で清掃を任せる場合は、あくまでも家事の範囲内でしかありません。
したがってピンポイントでより深い部分に対応できるのは、ハウスクリーニングの方なのです。
家事代行とは違い専門的な分野にまで手を伸ばせることが多いです。
ハウスクリーニングの特徴
ハウスクリーニングでは独自の技術を持っているところが多く、一般での清掃には中々用いることができない業務レベルでの薬剤や機材が用いられます。
したがって自分で清掃をした場合と比べると、はっきりとした違いが出ることでしょう。
一般の清掃範囲のみを清掃する家事代行と比較しても、同様の違いがあります。
市販されている道具と違い、中々落とすことができない油や錆びといった頑固な汚れであっても改善できる可能性が高いです。
そんなハウスクリーニングは対象が住宅全体だけではなく範囲が細かく決められていることが多く、キッチンやエアコンなど特に汚れやすく清掃が大変なところは定番のメニューです。
そしてひと通りの作業が終わって、きれいな状態になると完了です。
その作業にどれくらいの時間がかかるかは汚れや対象の種類によっても違いがあるため、時間制限は設けられないことが多いです。
家事代行の特徴
家事代行は専門的な知識を必要としないことが多いため、特に範囲が決まっていないのが特徴です。
そして時間が制限になるというのも、ハウスクリーニングとの大きな違いでしょう。
大抵は契約している時間の中であれば、様々なことを任せられます。
ただどのような内容を任せるとしても、あくまでも日常生活における家事代行と考えるようにしましょう。
家事代行が専門的な知識を必要としないということは、スタッフが専門家でないという意味でもあります。
清掃であれば、元々住宅に置いてある洗剤や道具を使用します。
したがって表面的かつ軽い汚れであれば落とせるかもしれませんが、それ以上は望めないでしょう。
また家事は日常的に行うものなので、綺麗な状態を維持するのであれば頻度を高める必要があります。
ハウスクリーニングは掃除クオリティが高い
家事代行と違いハウスクリーニングは料金が高くなりがちですが、その分清掃の質に関しても高いものが期待できます。
市販されている道具しか使用しない家事代行との大きな違いです。
そしてハウスクリーニングは内容次第では新築や新品に近付けられるため、日ごろの掃除は自分で行った場合、綺麗な状態を維持しやすいです。
なぜならあらかじめ決められた範囲内であれば、メンテナンスに該当する部分まで対応できることが多いからです。
エアコンやキッチンなどはより細かな分解を行い、水回りであれば改めて汚れが付きにくいような対策がされる場合もあるでしょう。
もちろんひと括りにはできず、サービスごとに違いはありますが、まともな清掃を施してくれるところであれば全体的な質の高さは期待しても問題ないでしょう。
おわりに
ハウスクリーニングと家事代行には、料金や内容などのようにはっきりとした違いがあります。
そしてどちらかが全ての点において優れているというわけではないため、その違いを把握して希望に合わせた選択をすることが大切です。
基本的には質を追求したいのであればハウスクリーニング、質よりも他に色々なものを依頼したい場合に家事代行が向いていると考えると良いでしょう。
クラベルプロ編集部
最新記事 by クラベルプロ編集部 (全て見る)
- 【押入れクリーニング】押入れのカビ対策 - 2023年9月21日
- キッチン床のベタつきや黒ずみの掃除方法 - 2023年9月21日
- 浴室乾燥機の汚れの原因は?カバーの外し方 - 2023年9月21日