プラスチック製品に付着した水垢の落とし方
2023.01.31ハウスクリーニングプラスチック製品に水垢がこびりついて取れないとなると、とても困ってしまいますよね。
「強くこすり落とそうとするとプラスチックの素材も一緒に傷めてしまうのでは…」ということで躊躇ってしまう方も多いのではないでしょうか?
本記事では、そんなプラスチック製品に付着した水垢の落とし方についてご紹介していきます。
プラスチック製品に付着した水垢について
近年では、プラスチックを使用している製品が多く販売されています。
そんなプラスチック製品にも水垢が付着することがあります。
水道水に含まれているミネラル分が固まることによって、水垢が発生します。
粉のようで一見分かりづらいのですが、水垢は基本的に固く頑固な汚れです。
柔らかな布やスポンジでこすり洗いをしても効果が見られないこともしばしば。
しかし無理にこすり洗いをすると、かえってプラスチック製品の表面を傷つけてしまうことにもなりかねないため、落とし方を工夫しなければなりません。
強くこすり洗いする方法がNGだとすると、「酸で水垢を溶かす」方法を試すことになります。
この方法であれば無理にこする必要もなく、綺麗に汚れを落とすことができます。
ただ「サンポール」のような、酸性度があまりに高いものを使用するのはおすすめではありません。
酸性度が高いものは酸が強すぎるため、プラスチックが焼けてしまい、変色してしまうことがあるためです。
そのためプラスチック製品に付着した水垢落としの方法として、まずは「クエン酸」などのマイルドな酸から試すのが基本となるのです。
プラスチック製品に付着した水垢の落とし方は?
クエン酸が水垢に効果的に働きかけて落としやすくしてくれるため、基本的には「クエン酸をつけてしばらく放置する」のみです。
ここでは水垢の汚れに悩まされている方が多いとされる浴室の椅子など、比較的大きなプラスチック製品に付着した水垢を落とす方法をご紹介します。
まずは200mlの水と小さじ1杯のクエン酸を混ぜて「クエン酸水」を作り、スプレーボトルなどに移し替えておきます。
次にキッチンペーパーにクエン酸水を浸し、汚れの部分に貼り付けていきます。
2時間ほど放置し、クエン酸が浸透していくのを待ちましょう。
浸透したことが分かったら、キッチンペーパーを使ってそのままこすり落とし、最後にすすいだら完了です。
この方法であれば、ゴシゴシとこすらずに水垢だけをすっきりと落とすことができます。
時間をかけて汚れをふやかしていくので、休日前・寝る前など時間に余裕がある時に試してみると良いでしょう。
小さいプラスチック製品は「浸け置き」がおすすめ
プラスチック製品にはキッチンで使用するタッパーなどの小さいものもあります。
そのような小さいものに関しては、「浸け置き」を行ってまとめて綺麗にするのがおすすめです。
洗面所シンクや大きいボウルなどに「クエン酸水」を張った後、水垢が付着した製品を浸していくだけです。
全体的にクエン酸が浸透してくれるので、水垢を効果的に落とすことができます。
クエン酸が無ければお酢やレモン汁でも代用可能!
「クエン酸が自宅にない」「クエン酸をわざわざ買わずに綺麗にしたい」という場合、身近にあるアイテムで代用することも可能です。
クエン酸同様、「酸性」性質をもっているものであれば水垢を分解することができます。
そのため、各家庭にあるものとしては、「お酢」「レモン汁」などが代用品として良いでしょう。
プラスチック製品の中には直接素肌に触れるものもあるため、安全性の高いもので掃除できるのは安心ですね。
おわりに
本記事では、プラスチック製品に付着した水垢の落とし方についてご紹介しました。
私たちの身近にあるプラスチック製品に厄介な水垢汚れが付着してしまうとなんだか使いにくくなってしまいますよね。
クエン酸やお酢・レモン汁を使って効果的に汚れを落としていってみてください。
クラベルプロ編集部
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