ハウスクリーニングの作業にかかる時間とは?場所ごとの目安をご紹介
2020.07.27ハウスクリーニング一般家庭では掃除しにくい場所を、汚れに合った専門的な洗浄方法で綺麗にしてくれるのがハウスクリーニングの特徴です。
ここでは、家の中の場所ごとにハウスクリーニングに必要な時間の目安をご紹介しますので、依頼する場合の参考にしてみてください。
お部屋・ハウスクリーニングの作業時間目安
ハウスクリーニングに依頼する場合、部屋の広さと作業場所によって目安時間は変わります。
床周りは家具を移動させてから掃除機でほこりを取り除き、次に洗浄剤を使用して洗浄した後は水洗いを行い、乾燥した後にワックスをかけます。
部屋の広さが1K(20平方メートル)程度であれば作業目安は1時間程度で、ワックスが乾くまでを含めると1時間30分が目安となります。
窓やサッシなどの場所については、ベランダなどに接したよくあるサイズでおよそ2時間。
網戸や雨戸がない窓の場合は1時間程度が目安で、壁のハウスクリーニングも行う場合は2時間程度を目安としておくとよいでしょう。
これらのことから、お部屋全体にかかる作業時間は4時間程度を目安とすることが一般的です。
エアコンクリーニングの作業時間目安
ハウスクリーニングでエアコンを依頼する場合は、使用しているエアコンの場所が壁掛けと天井埋め込みで大きく異なります。
壁掛けの場合は、エアコンを分解して高圧洗浄機で内部に溜まったカビやほこりを隅々まで洗浄し、仕上げに防カビ剤の塗布まででおよそ2時間が目安です。
ただし、お掃除機能付きエアコンの場合は洗浄に手間がかかってしまうため、およそ3時間が目安となります。
天井埋め込みの場合は、壁掛けタイプよりも部品が多く内部の構造が複雑なため分解するのに時間が必要です。
作業内容としては壁掛けタイプと同様ですが、ハウスクリーニングに必要な作業工程が多くお手入れ自体が難しいためおよそ4時間が目安となります。
設置場所によってはそれ以上かかることもあります。
キッチンクリーニングの作業時間目安
キッチンでは、レンジフード・キッチン一式・換気扇などの場所がハウスクリーニングの対象で、臭いやこびりついた油汚れ、カビなどを徹底的に分解洗浄してもらうことができます。
特にレンジフードは油汚れが溜まりやすい場所で、内部まで綺麗にするのは素人では難しいためハウスクリーニングに依頼するのがおすすめです。
レンジフードのハウスクリーニングにはおよそ2時間で、長年放置していた汚れがある場合には更に長くなることがあります。
ガスコンロやシンク周り、換気扇などの場所については2時間30分程度を目安とするのが一般的で、オプションの魚焼きグリルやオーブンまでをお願いする場合は焦げ付きなどを落とすために更に30分ほどかかります。
なお、あらかじめ自分でできる場所の掃除を簡単にしておくことで時間を短縮することができるのです。
水回りクリーニングの作業時間目安
水回りのハウスクリーニングは場所としてはあまり広くありませんが、浴槽を始めとして浴室全体や鏡など、カビや水アカが付いている場所が多くあります。
それぞれの場所に応じた洗剤と様々な掃除方法で、水回り全体を綺麗にしてもらうことが可能です。
除菌クリーニングと防カビコーティング仕上げまでを含めた浴室一室の場合の作業時間の目安としてはおよそ2時間ですが、浴室乾燥機がついている場合は、更に30~40分くらいが必要になります。
トイレや洗面所のハウスクリーニングの場合は、それぞれの汚れの種類や素材に適した洗剤と機材を使用して徹底的にハウスクリーニングしてもらえます。
浴室と比較して範囲が狭いため、トイレと洗面所を合わせて1時間30分を目安としておくとよいでしょう。
おわりに
ハウスクリーニングに依頼することは、丁寧に掃除してくれるだけではなく普段気付かない場所やプロではないと手が届かない部分なども綺麗にしてくれることがメリットで、ハウスクリーニング後のコーティングや防カビ剤により長く綺麗に使うことができます。
ただし、ハウスクリーニングにかかる場所ごとの時間はあくまでも目安であるため、なるべく余裕をもって依頼することが大切です。
クラベルプロ編集部
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