【キッチン掃除】キッチンのシンク下が臭う

2023.02.28キッチンクリーニング

シンク下の臭い

「キッチンのシンク下がなんだか臭う…?」ということはありませんか?

シンク下からの悪臭に、不快な思いをされている方もいるでしょう。

シンク下の悪臭には原因がいくつか考えられるため、適した対処法を行わないと解決できないことも多いもの。

本記事ではキッチン掃除として、キッチンのシンク下が臭う原因と解消法についてご紹介していきます。

 

【キッチン掃除】キッチンのシンク下が臭う原因

キッチンのシンク下が臭う原因

キッチンのシンク下が臭う原因として考えられるものをいくつか挙げていきます。

 

排水管の詰まり・汚れ

シンク下を通る排水管に汚れが詰まってしまうと、そこから悪臭が発生してしまうこともあります。

排水菅には食品カス・油汚れといった汚れが付着しやすく、それを放置してしまうとやがてヌメリとなり、悪臭につながってしまうのです。

汚れの塊が大きくなるほど水の流れが悪くなり、水が流れなくなってしまうという問題にもなるため、少しでも臭いが気になった場合には、なるべく早めの対処が肝心なのです。

 

排水溝の問題

排水溝には食品カスが溜まってしまいやすく、臭いも発生しやすい箇所となっています。

排水溝は目につきやすいうえ臭いにも気づきやすいため、定期的に掃除を行い、ヌメリ・食品カスといったものを取り除くようにしましょう。

 

カビの発生

カビの発生

キッチンシンク下は通気性が悪い傾向にあり、湿気が溜まってしまう環境であることから、カビ・雑菌といったものが繁殖しやすくなっています。

キッチン下の棚を開けた時にカビ臭・雑巾のような臭いがする場合、カビ・雑菌が原因となっている可能性が高いと言えます。

棚の内側部分は、暗く風通しも良くない環境となっていて、水滴によってジメジメとした湿度の高い環境になりやすいので、それに伴ってカビ・雑菌などが繁殖してしまう可能性も高まるのです。

また湿った調理器具を乾燥させずに放置していると、一層カビが発生しやすくなってしまうので、湿度を高めてしまわないよう注意しましょう。

 

配管に隙間があいてしまう

ドブのようなきつい臭いがするという場合、配管の構造自体に異常が発生しているケースもあります。

経年劣化によってシンク下の排水ホース・塩ビ管の間に隙間が生まれると、下水の臭いが上にあがってきます。

原因として考えられるのが、「防臭キャップの取り付けができていないこと」「防臭キャップが劣化していること」が挙げられます。

通常であれば、排水設備の蛇腹ホースがつながっている部分には防臭キャップが付いているのですが、これは基本的に経年劣化するものです。

防臭キャップを取り付け直したり、隙間パテを塗ったりすることで改善されることでしょう。

そのほかにも排水管にあるつなぎ目がゆるんでしまうと、つなぎ目と共に水漏れ・臭いが発生してしまうので、劣化した際には業者に依頼し、取り替えをしてもらうようにしましょう。

 

シンク下に収納しているものが臭っている

シンク全体に空気がこもっているような臭いがした場合、シンク下の棚に収納しているものが臭っている可能性が高いです。

具体的には、調味料・香辛料・洗剤・油・乾物といった臭いが考えられます。

さまざまなものが絡み合い、複雑で強烈な臭いになっていることが多いです。

食品や調味料に加えて掃除アイテムなどが一箇所に集中してしまうと、臭いが混同してしまって複雑な臭いになってしまうのです。

 

キッチンのシンク下が臭う時の解消法

シンク下が臭う時の解消法

キッチンのシンク下が臭う時の解消法をいくつかご紹介します。

 

シンク下を定期的に換気する

基本的な対策と言えるのが、シンク下をこまめに換気することです。

密封されているうえ、配管が通っているシンクの下は湿度が高くなりやすい傾向があります。

換気を怠ってしまうことで、カビ・雑菌が繁殖してしまうかもしれません。

また収納する中身の臭いがこもってしまうことも考えられるため、天気の良い日を狙って扉を開けっぱなしにして、なるべく空気の循環を行えるように意識しましょう。

換気の時間確保が難しい場合には、扇風機を使って空気をシンク下に送り込むなどを行うこともおすすめです。

加えて、物の収納方法にも注意しなければなりません。

隙間なく物を詰め込んでしまうと空気の通り道が無くなるため、カビ・雑菌といったものが繁殖しやすくなってしまいます。

収納するものが多い時には、ラックの設置をおすすめします。

2段に分けて収納することによって、スペースに余裕が生まれやすくなります。

ラックを設置できないという場合は、別の場所に収納するものを分けることも検討しましょう。

 

食べ物・油を排水管に流さない

食器・調理器具の洗い方にも注意しなければなりません。

食器に付着した食べカス・調理油を排水管に直接流してしまうと、汚れ・臭いの原因になりやすいです。

こういったものはなるべく流さないようにしましょう。

固形物の食べカスは、水切りネットを設置することで回収できます。

食器・調理器具に付着した油は、キッチンペーパーで拭き取るようにするのが良いでしょう。

揚げ物の調理をして油が大量に発生した時には、市販の凝固剤で固めると比較的簡単に処分することができ便利です。

もしくはポリ袋にキッチンペーパーを敷き詰め、冷えた油を流し込んで処分するということも可能です。

 

除湿剤をシンク下に置く

除湿剤をシンク下に置く

換気が難しいという場合、シンク下に除湿剤を設置することもおすすめです。

除湿剤にはシリカゲル・生石灰・塩化カルシウムなどを使用したものがあり、その中でも水分吸収力が高い塩化カルシウムを使用したものがおすすめです。

設置の際のポイントとしては、隅の方に置いておくことです。

空気の流れが悪い場所に湿気が溜まってしまう傾向にあるため、隅の方に除湿剤を設置しておくと湿気が解消されやすくなるのです。

また梅雨・夏に限らず、冬も設置するようにしましょう。

冬場は結露が発生しやすくなるので、念入りに対策することが大切なのです。

 

消臭剤の使用

臭いがどうしても取れない場合、シンク下に消臭剤を使用するようにしましょう。

消臭剤は臭い成分を分解する働きが期待できます。

よく似た商品としては脱臭剤が挙げられますが、脱臭剤は臭い成分を吸着する商品です。

消臭剤・脱臭剤では使用方法も異なります。

消臭剤はスプレータイプ、脱臭剤は据え置きタイプが主流となっています。

脱臭剤を常設しておき、臭いが気になる場合に消臭剤を使用するなどが効果的と言えます。

いずれにしてもいろいろな臭いが混ざり合っている場合、消臭剤・脱臭剤を用いても簡単に解消することは難しいと言えます。

 

重曹をシンク下に置く

消臭剤・脱臭剤が手元に無いという場合、代わりに重曹を活用することもできます。

使用方法としてはコップの中に重曹を200gほど入れ、シンク下にそれを設置するだけで完了です。

口が開いていれば、瓶を代用しても問題ないでしょう。

ポイントとしては、シンク下の隅の方に設置しておくことです。

手前に設置すると、物を出す際に倒してしまうことがあるので注意が必要です。

 

おわりに

本記事ではキッチン掃除として、キッチンのシンク下が臭う原因と解消法についてご紹介しました。

キッチンのシンク下から漂う臭いの種類は、カビ臭・排水管の汚れによる臭いなどさまざまです。

原因が特定できることで、基本的には自分で解決することができるでしょう。

「全部の解消法を試してみたけど臭いが消えない…」という場合には、プロのハウスクリーニング業者にキッチンシンク下のクリーニングを依頼するのがおすすめです。

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クラベルプロ編集部

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