【トイレ掃除】便器にこびりついた頑固な尿石汚れを落とす方法は?
2021.11.18トイレクリーニング「尿石汚れが便器にこびりついていて落とせない…」というお悩みを抱えている方も少なくないでしょう。
今回は、便器にこびりついた頑固な尿石汚れを落とす方法についてご紹介していきます。
便器に付いた軽い尿石汚れを落とす方法
アルカリ性である尿石は酸性洗剤を使って汚れを落としていくようにしましょう。
付着してそれほど時間が経過していない場合、酸性洗剤をかけることで汚れが分解され、スポンジ・ブラシで軽くこするだけでも簡単に落とすことができるのです。
この際、便器の内側といったような見えにくい部分も忘れずに掃除するようにしましょう。
頑固な尿石汚れを落とす方法
頑固な尿石汚れの場合、酸性洗剤以上に洗浄力の強い洗剤を用いるのがおすすめです。
しかし尿石の専用洗剤その分刺激も強く、小さい子どもがいるという方や肌荒れが起きやすい方にはおすすめしません。
その場合、重曹・クエン酸を組み合わせて使用する方法が良いでしょう。
まず100mlの水に小さじ半分のクエン酸を加えて「クエン酸水」を作っていきます。
そのクエン酸水をスプレーボトルに入れ換えて、頑固な尿石汚れの部分に吹きかけていき、その上から粉末重曹をふりかけていき、30分ほど放置させておきます。
その後、ブラシ・スポンジといったものでこすり洗いすることで尿石が落ちやすくなります。
頑固な尿石汚れが広範囲に広がっている場合
便座の裏・便器の内側など頑固な尿石汚れが広範囲に広がっている場合、トイレットペーパーを使った方法で汚れを対処していきましょう。
汚れの強い部分の水気を取って、全体をトイレットペーパーで覆っていきます。
その上から尿石の専用洗剤を吹きかけていき、数分間放置しましょう。
こうすることによって洗剤が汚れの内部に浸透していき、汚れを分解していってくれるのです。
汚れた部分を水で洗い流し、ブラシでこすり洗いすることで尿石が取り除きやすくなります。
それでも落ちない場合、耐水性サンドペーパーを使って落とす
上記の方法でも落とせないという場合、耐水性のサンドペーパーを用いて汚れを削り落とすようにしましょう。
ただ便器は陶器で作られているため、力を入れ過ぎてしまうと便器自体に傷が付いてしまう恐れがあります。
頑固な尿石汚れのみ削り取るイメージでサンドペーパーを使ってある程度汚れを削り落とすことができたら、それ以上は無理に削り落とそうとはせず、上記のトイレットペーパーを用いた洗浄方法に移るようにしてください。
便器に付いた尿石汚れを落とす際の注意点
便器に付いた尿石汚れを落とす際の注意点をご紹介します。
トイレの素材をチェックする
洗剤によってはトイレの掃除に使用できない素材もあります。
知らずに使ってしまうと、トイレ表面に傷や変色が起きてしまうこともあるため注意しましょう。
酸性・塩素系の洗剤を混ぜて使用しない
酸性・塩素系の洗剤を混ぜることで、人間にとって有毒な塩素ガスが生じます。
危険であるため、こちらの2つは極力混ぜないようにしましょう。
おわりに
今回は、便器にこびりついた頑固な尿石汚れを落とす方法についてご紹介しました。
しかし、「上記の方法をすべて試したけれど、尿石汚れは落としきれなかった…」ということもあるでしょう。
そのような場合は無理して落とそうとするのではなく、プロのハウスクリーニング業者にトイレクリーニングを依頼するようにしてください。
プロの力を借りることで、頑固な尿石汚れもスムーズに落とすことができるうえ、その他のトイレ箇所も綺麗にしてもらうことができるため、トイレ全体がピカピカになります。
ぜひ一度、ハウスクリーニング業者にトイレクリーニングを依頼してみてくださいね。
クラベルプロ編集部
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