エアコンクリーニング エアコンの送風機能
2022.10.24エアコンクリーニングエアコンの送風機能を効果的に使いこなせていますか?
本記事では、エアコンの送風機能の上手な使い方についてご紹介していきます。
冷房前の換気に使用して電気代節約
冷房機能の前に使用することで冷房効率が上がり、電気代節約につながります。
暑いと言って突然冷房機能を使用してしまうことで、エアコン設定温度と室内温度との差を早く縮めようとしてエアコンがフル稼働してしまうのです。
この温度差が開いているほどフル稼働の時間も長くなってしまうので、電気代も高額になってしまう傾向にあります。
冷房機能を使用する前に送風機能によって室内換気を行うことで、風の流れを作ることができ、その流れに沿って冷房の涼しい風を効率的に室内に行き渡らせることができるのです。
空気循環で体感温度を下げる
サーキュレーターのような機能を持っているのがエアコンの送風機能です。
稼働させることによって室内の空気をかき回し、空気循環を行います。
同じ室内であっても、場所によって空気の温度は異なるものです。
一般的に部屋の上部分には暖かい空気が、下部分には冷たい空気が溜まります。
送風機能を使用することで室内にこもっている空気が混ざり、室内温度が均一になることで体感温度を下げることができるのです。
カビ予防として冷房後1~2時間運転させる
送風機能を使用することでエアコン内部を乾燥させて、雑菌・カビの繁殖を抑えることができます。
エアコン使用時に生じた結露によって、エアコン内にカビが発生してしまいます。
冷房後に送風機能を使用し、エアコン内部を乾燥させて、結露を蒸発させるようにしましょう。
稼働時間は冷房使用後から1~2時間ほどがおすすめです。
とくに夏場は空気が暖かく、水蒸気も多く含まれています。
エアコン稼働中でも熱交換器が結露してしまって乾燥されないため、カビ・雑菌といったものは必然的に繁殖しやすくなるのです。
菌だけでなく臭いの拡散を防止するという意味でも、冷房後には送風運転を行うようにするのが良いでしょう。
1年に1度はエアコンクリーニングを!
ご紹介したように送風機能を上手く活用できていたとしても、エアコンをフル稼働させているとゴミ・ホコリ・カビといったものの不安が出てくるものです。
常に清潔な状態でエアコン使用ができるように、1年に1度はエアコンクリーニングを実施するのが良いでしょう。
頻度は1年に1度が理想的ですが、お掃除機能付きエアコンであれば2年に1度の頻度でも問題はありません。
またエアコンフィルターの部分が目詰まりしてしまうと、冷暖房効率が悪くなってしまいます。
フィルターはとくにホコリ・カビといったものが付着してしまいやすい場所であるため、自身ででもこまめに掃除を行うのがおすすめです。
掃除機を用いて1ヶ月に2度はホコリなどの汚れを吸い取るようにしましょう。
エアコンクリーニングは専門業者にお任せしよう
しかし、エアコンの構造が複雑になっていると、自身でエアコン内部の掃除を行うのは難しいと言えます。
そのため、エアコン内部を掃除する際には専門業者にクリーニング依頼を出すのがおすすめです。
専門業者であればエアコン周辺をきちんと養生したうえで、高圧洗浄機でエアコン内部まで洗浄してくれます。
別途で依頼すれ1~2時間ほどで消臭・抗菌加工・室外機の掃除まで行ってくれ、エアコン本体はもちろん、その周辺まで綺麗にしてもらうことができます。
おわりに
本記事では、エアコンの送風機能の上手な使い方についてご紹介しました。
エアコンの送風機能を上手く使うことで節電につなげられるほか、エアコンの冷暖房効率をグッと引き上げることができます。
ただ上手く活用していても汚れは溜まってしまうため、専門業者にエアコンクリーニングを定期的に依頼するようにしてくださいね。
クラベルプロ編集部
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