エアコンクリーニングはコスト削減につながる?節電の効果とは?

2020.08.12エアコンクリーニング

エアコンクリーニングで節電

エアコンは、長い間利用していると少しずつ内部が汚れてきます。

汚れた状態が続くと、効きが悪くなるだけでなく、節電効果が薄くなってしまうためクリーニングが必要です。

そもそもなぜエアコンのクリーニングを怠ると節電効果が発揮されないのでしょうか。

その仕組みやクリーニングした後の節電の効果も見ていきます。

 

不要な電気代になるエアコン汚れ

エアコンは、種類によって電気代が異なります。

また設定温度によっても大きく電気代が異なるでしょう。

もし、冷房利用時に28度設定でそれなりの節電ができる機種を使うと、1時間あたり3円から5円程度の電気代になります。

仮に10時間つけっぱなしにしても30円から50円程度の出費にしかなりません。

ですがその一方で、数年間掃除をしていないようなエアコンを利用すると、同じ28度設定でエアコンを動かしたときに2倍位のお金がかかってしまうことが考えられるのです。

しかも、使い続ければ使い続けるほど不要な電気代を支払うことになり節約から程遠い生活になってしまいます。

このように、汚れが増えるごとに電気代がかかります。

 

汚れが増えると効きが悪くなる

効きが悪くなる

エアコンの汚れが増えれば増えるほど、その効果がなくなるのは、内部に入ったほこりのせいでしっかりと涼しい空気が出ないからです。

エアコンは通常内部に温度感知器が組み込まれています。

たとえば28度設定にして室温が30度以上あった場合、温度感知器が28度になるまで冷えた空気を出し続けます。

もし、普段から掃除されている状態のものならば必要最低限の電気代で28度まで落とすことが可能になります。

ですが、内部にほこりなどが入っておりクリーニングがされていない状態だと、冷たい空気を出しても埃に阻まれてしまい、十分に室温が下がりません。

当然温度感知器のほうも室温が冷たくなったと認識しないため、クリーニングしている状態に比べるとはるかにたくさんの電力を使い冷たい空気を出さなければ冷房の効果がなくなります。

 

クリーニング後の節電効果

では、エアコンクリーニングした後の節電効果はどうでしょうか。

クリーニング後の効果は、購入時と同じ位まで戻ります。

ただ、闇雲にエアコンのクリーニングをしても節電効果が発揮されるわけではありません。

正しい方法で洗浄をすることにより、初めて節電の効果が発揮されるわけです。

どのようにしたら節電の効果が発揮されるかと言えば、フィルターの部分汚れが詰まっていますので、その部分は掃除機などでクリーニングすると、従来よりも節電効果を発揮するようになるでしょう。

大抵の場合、フィルターの部分を掃除機でクリーニングすれば、節電の効果は発揮されますが、場合によってはフィルターよりも内側の部分が汚れていて節電になっていない可能性があります。

この場合には、業者を呼んで掃除してもらうと良いです。

 

エアコンを長持ちさせて節電

エアコンの節電効果

エアコンを長持ちさせるためには、普段からクリーニングと節電を心がけることが重要になります。

クリーニングをすることで節電が期待できるだけではなく、エアコンの寿命を延ばすということにもつながります。

内部にほこりが溜まった状態だと、強めにエアコンを回さなければ設定している温度に到達しにくいためエアコンに負担をかけてしまいます。

そのため、起動するたびに無理に回すことになり、それが寿命を縮める原因になります。

ちなみにエアコンの寿命は10年ほどと言われていますが、この場合は定期的にクリーニングをしていなかった状態と言えるでしょう。

もし、定期的に掃除を行いきれいな状態にすれば、15年から20年ほど故障することなく使うことも可能です。

 

 

おわりに

エアコンはクリーニングしない状態で使い続けると埃が内部に溜まってしまい、効果を感じないだけでなく、無駄に電気代を使うことになります。

そこで、クリーニングを定期的に行うことで、冷暖房の効果を感じるだけでなく節電の効果を得ることができます。

ただし、節電の効果を十分に感じるためには、正しい方法でクリーニングをしなければいけないことを知っておきましょう。

 

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クラベルプロ編集部

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