賃貸でもエアコンクリーニングはしてもいいの?注意点とは?
2020.08.17エアコンクリーニング賃貸でも備え付けてあることが多く、快適な生活のために欠かせないエアコンですが、汚れやにおいなどが気になることもあるかと思います。
賃貸の場合のエアコンクリーニングに関して、注意すべき点などを紹介します。
入居時にエアコンの状態はチェック
多くの賃貸でもともと備え付けのエアコンがあるかと思いますが、入居時には、エアコンがクリーニングされているか、正常に動くかなど状態を確認するように注意しましょう。
入居前には、管理会社がハウスクリーニングを行っている場合がほとんどですが、エアコン内部のクリーニングは行われていないケースも考えられます。
その場合、汚れなどが原因で、異音がしたり、適切な温度が保たれなかったりといった機能のトラブルが起こる可能性もあります。
実際に賃貸に入居して使用し始めてからだと、原因が分からなくなってしまうので、入居時にチェックすることで、後々のトラブルを防ぐことが大切な注意点です。
また、簡単にフィルターを外して自分で手入れができるようなエアコン以外に、専用の工具が必要なエアコンなどもあるので、入居時にクリーニング方法について確認しておくなどの注意が必要です。
管理会社に確認しよう
賃貸に入居後、エアコンを使用し始めてからしばらくたつと、調子が悪いと感じたり、カビ臭さなどが気になったりすることがあるかもしれません。
基本的に、エアコンを適切に使用するためには、定期的なフィルター掃除などの手入れが必要です。
賃貸の場合も、使用による汚れなどについては入居者が管理する必要があるため、フィルターや吹き出し口の清掃は故障などに注意すれば、自分で行っても問題ありません。
ただし、注意点として、自分で対処できない状態で業者へクリーニングを依頼する際は、必ず事前に管理会社へ連絡することが重要です。
業者によるクリーニング作業中にエアコンが故障してしまった場合や、賃貸の床や壁などに損害が出てしまった場合など、万が一の状況に備えて、トラブルにならないよう事前に相談するように注意しましょう。
代金は誰が負担するのか
定期的に必要な手入れを行うよう注意していれば、賃貸入居中にエアコンのクリーニング代などの代金は発生しないかと思います。
しかし、長期間手入れを怠ったり、タバコのヤニやペットの毛など生活環境によって頑固な汚れが蓄積してしまったりといった、管理不足が理由で入居中に業者にクリーニングを依頼しなければならない場合は、入居者がクリーニング代金を負担することがほとんどなので注意が必要です。
経年劣化による不調の場合など、管理会社が、賃貸入居者に向けて生活インフラの整備のために負担してくれることもあるので、事前に注意して確認しましょう。
その他にも、適切な手入れを行っているにも関わらず変な音やにおいがする場合や、退去の際など契約書にあらかじめ定められている場合には、管理会社がクリーニング代金を負担することとなります。
トラブルになったときには相談を
賃貸でのエアコンのクリーニング代金に関するトラブルを防ぐためには、入居前から賃貸契約書の内容に注意し、入居時のエアコンの状態をチェックしたり、不調がある場合は管理会社やオーナーへ事前に相談したりといった対処が必要です。
しかし、これらを適切に行ったにも関わらず、賃貸退去時に契約書に記載のないエアコンクリーニング代の負担を求められるなどのトラブルが発生する可能性もあるため注意が必要です。
万が一、クリーニング代金についてトラブルになってしまった場合は、消費者庁や弁護士といった相談機関を利用することもひとつの方法といえます。
賃貸契約書の記載事項における退去時の費用を巡ったトラブルは、第三者によって解決するケースも多く、実績があり無料相談を受け付けている弁護士だと安心できそうです。
おわりに
エアコンのクリーニングなどについては安易に考えてしまうことも多いかと思いますが、思わぬトラブルの原因となることもあるので、賃貸契約書の内容の確認や入居時の状態チェック、管理会社への事前の連絡など、適切に対応するように注意しましょう。
日頃から、自分でできる範囲の手入れを行うよう注意し、管理することも大切です。
賃貸でエアコンを快適に使用するための注意事項として、ぜひ参考にしてみてください。
クラベルプロ編集部
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