【浴室掃除】こびりついたお風呂の石鹸カス
2022.07.05浴室クリーニング毎日家族が使う浴室。
できる限り清潔にしておきたいことかと思います。
しかし、浴室には石鹸カスが溜まりやすくなっています。
本記事では、こびりついたお風呂の石鹸カスをきれいに取る方法についてご紹介していきます。
お風呂の石鹸カスはなぜできる?
そもそも、石鹸カスには「金属石鹸」「酸性石鹸」の2つの種類があります。
どちらも石鹸とありますが洗浄するものではなく、こびりついた頑固な「石鹸カス」を意味しています。
それぞれで発生してしまう流れや落とし方というのも異なるため、石鹸カスの種類にあわせた掃除を行うことが大切なのです。
金属石鹸
一般的によく目にする、白っぽい石鹸カスはこちらの「金属石鹸」です。
これは石鹸の油脂成分が、水道水の中にある水道水の中に含まれるカルシウム・マグネシウムといった金属成分と反応し合うことで生じてしまう石鹸カスです。
金属成分との反応によってアルカリ性の性質を持つので、酸性の性質を持った洗剤を用いることで中和させ、汚れを落とすことができます。
酸性石鹸
石鹸の油脂成分と皮脂汚れが反応し合うことで生じるのが「酸性石鹸」です。
酸性石鹸は黒っぽく、ベタベタしています。
その名前通り酸性の性質を持っているため、アルカリ性の性質を持った洗剤を用いることで汚れを落としていきます。
こちらの汚れは、金属石鹸よりも簡単に落とすことができるという特徴があります。
お風呂の石鹸カスのお掃除方法
金属石鹸
金属石鹸を落とすために用いる酸性洗剤は、安全性が高い「クエン酸」を選ぶのがおすすめです。
クエン酸は粉末状のものが一般的であるため、使用する際には水に溶かしてスプレーボトルに入れ換えて使用するのがおすすめです。
クエン酸を使った金属石鹸のお掃除方法を詳しく見ていきましょう。
まず、小さじ2分の1のクエン酸と100mlの水を混ぜ合わせて、スプレーボトルに入れ換えます。
壁や床など金属石鹸が付着している部分にスプレーを吹きかけて、そのうえにキッチンペーパーを被せて10分程おいておきます。
時間が経ったらキッチンペーパーを剥がして、スポンジ・ブラシでこするようにします。
汚れを落とすことができたら、水で綺麗にすすいでいきます。
酸性石鹸
酸性石鹸を落とすために用いるアルカリ性洗剤は、「セスキ炭酸ソーダ」「重曹」を選ぶのがおすすめです。
アルカリ性の性質が強いのはセスキ炭酸ソーダなのですが、安全面を考えると重曹がおすすめです。
汚れ具合により、セスキ炭酸ソーダ・重曹を使い分けるようにしましょう。
セスキ炭酸ソーダ・重曹を使った酸性石鹸のお掃除方法を見ていきましょう。
水に溶かしたセスキ炭酸ソーダをスプレーボトルに入れ換えます。
酸性石鹸が付着している部分にスプレーをかけていき、そのうえからキッチンペーパーを貼り付けて10分程おいておきます。
時間が経ったら、キッチンペーパーを剥がしてブラシ・スポンジで汚れをこすって落とすようにします。
最後に水ですすいで完了です。
石鹸カスの予防法とは
スポンジを用いてこする
軽めの汚れの場合、スポンジで軽くこすり洗いを行うことで落とすことができます。
石鹸カスを放置してしまうと頑固になっていってしまうため、気づいたタイミングでサッとこすって落としておくようにしましょう。
お湯をかけておく
毎日入浴後に45度以上のお湯を浴室全体にかけておくことで、石鹸カスを予防することができます。
こうすることによって油脂からできた石鹸カスを溶かして、汚れが蓄積してしまうことを防いでくれるのです。
おわりに
本記事では、こびりついたお風呂の石鹸カスをきれいに取る方法についてご紹介しました。
自力ではどうしても取ることができないという場合には、プロの業者に浴室クリーニングを行ってもらい、石鹸カスに限らず、さまざまな頑固汚れを落としてもらうようにしましょう。
クラベルプロ編集部
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