ハウスクリーニング業者の失敗しない選び方と依頼時の注意点
2020.07.23ハウスクリーニング普段の掃除では手が届かない場所の掃除や、自分では落とせないような頑固な汚れを綺麗にしてくれるハウスクリーニングは、非常に便利なサービスです。
しかし、中には悪徳業者と思われるものも存在するため、業者の選び方を誤るとトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
ハウスクリーニングの依頼を検討する際は、まずは失敗しない業者の選び方を知っておくことが大切です。
1社に絞らずたくさんの中から業者を選ぶこと
現在、ハウスクリーニング業者は数多く存在しています。
これはハウスクリーニングには特別な資格が不要で、業界参入へのハードルが比較的低いためなのですが、中には悪徳業者と言わざるを得ないものも少なくありません。
ハウスクリーニングの依頼を検討する際の、後悔しない選び方のポイントを紹介します。。
ハウスクリーニングに限りませんが、業者の選び方のポイントは、たくさんの候補の中から選ぶことです。
初めから1社に絞ってしまうと、価格の相場を知ることができず、指定された金額を鵜呑みにするしかありません。
しかし、複数の候補を比較すれば、大まかな価格相場を知ることができるため、明らかに価格相場からかけ離れた金額設定をしている悪徳業者を候補から外すことが可能です。
現在、インターネットで検索すればハウスクリーニング業者は数多くヒットしますが、まずは気になったものをいくつかピックアップして、以下に示す選び方のポイントを押さえた上で候補を絞っていきましょう。
業者のホームページも要チェック!
ハウスクリーニングの業者を選ぶ際にはまず、きちんとした自社のホームページをもっているかどうかを確認しましょう。
基本的にハウスクリーニングの依頼はインターネットを通じて行われることが多いため、自社のホームページはその会社の看板的存在になるのです。
自社のホームページをしっかりと作って運営している会社というのはそれだけで資金力に長けており、ハウスクリーニング事業に力をいれているということが分かります。
ただ、ハウスクリーニング業は低資金からでも事業を始められるのが事実。
小規模事業として低資金での開業を始める事業者も少なくないのですが、そういった事業は自社のホームページにまで費用をまわすことができない場合がほとんどです。
そのため、ハウスクリーニング業者を選ぶ際には自社のホームページをもっているかということを初めに確認しておきましょう。
注意が必要なハウスクリーニング業者の特徴
失敗しないハウスクリーニング業者の選び方を押さえるために、まずは注意が必要な業者の特徴を把握しておきましょう。
選び方1:ホームページに価格が掲載されていない。
一概に悪徳業者とは言えませんが、利用者に対して不親切であることは事実なので、警戒すべきと言えるでしょう。
選び方2:アルバイトやパートを派遣している。
もしも派遣されるスタッフにアルバイトやパートを利用している場合は注意が必要で、技術不足・知識不足が原因のトラブルが発生する恐れがあります。
選び方3:問い合わせの電話や下見・見積もりの際の対応が悪い。
問い合わせの電話や下見・見積もりの際に、対応が悪いと感じた場合は候補から外した方が賢明でしょう。
加えて、見積もりの詳細な内容についての説明がない場合は、後々にオプションや追加料金を求められる可能性もあるため注意が必要です。
また、これら3つの選び方に加えて、依頼したい清掃箇所のクリーニングが得意ではない場合も候補から外した方が賢明です。
一口にハウスクリーニング業者と言っても、得意とする分野は異なるため、希望する清掃箇所のクリーニングを得意分野としている業者を選びましょう。
失敗しないハウスクリーニング業者の選び方
失敗しないハウスクリーニング業者の選び方のポイントとしては、以下のような特徴が挙げられます。
選び方1:損害賠償保険に加入している。
たとえプロであっても、クリーニング中に部屋にあるものを破損させてしまう可能性がありますが、損害賠償保険に加入しているハウスクリーニング業者であれば、保障対応してくれます。
しかし、損害賠償保険に加入していないケースも多々あるため、必ず損害賠償保険に加入しているのかを確認しておきましょう。
選び方2:価格設定が明瞭。
ハウスクリーニングの価格は、汚れ具合によって変動したり、追加料金が発生したりすることがあります。
また、料金表記に関して「○○円~」という表記を採用している業者もあるかと思います。
先ほどの通り「予想以上に汚れていた」「特殊な設備・間取りをしていた」といった場合、この料金が上がってしまうこともあるため、「○○円~」という表記になってしまうのです。
一方で「○○円」という風にはっきりと明記している業者もあります。
この場合は問い合わせの時点で、価格が変動したり追加料金が発生したりするのかを確認しておくことが大切で、その旨を十分に説明してくれる業者を選ぶようにしましょう。
また追加で料金が発生することになった際には、何が理由で発生しているのかを質問してみるのもおすすめです。
優良な業者であれば、追加料金が必要になる原因をきちんと説明してくれるでしょう。
電話対応が良い
電話で質問・相談をした際の対応の良さというのもハウスクリーニング業者の選び方の一つになります。
電話対応の質というものは、ハウスクリーニング業者の質にもつながります。
この対応時の質が悪い業者は、「クリーニングスタッフに対しても指導が行き届いていない」ということを意味しています。
そのため、クリーニング依頼をしても不満点が多く残ってしまう可能性があります。
ハウスクリーニング業者を選ぶ際、気になった業者があれば一度電話をかけてみるのも良いかもしれません。
電話での対応が丁寧であれば、信頼できる業者として思って良いでしょう。
クリーニングスタッフの大半が正社員
実際にクリーニングを行うスタッフが全員正社員であるかどうかというのも、ハウスクリーニング業者を選ぶ際にチェックしておきたいポイントです。
ハウスクリーニングは実のところ、免許・資格といったものをもっていなくとも開業することができます。
このことから、業者ごとにハウスクリーニングの知識・技術にはバラつきがでてしまうのです。
クリーニングを依頼する際はもちろん、知識・技術ともにきちんともったプロにやってもらいたいと思うでしょう。
プロが行うかどうかの判断基準として、クリーニングスタッフが全員正社員であるというポイントをチェックするのがおすすめです。
プロのハウスクリーニング業者が行うクリーニングは高い技術が必要であるため、一般的な掃除内容とは大きくかけ離れています。
この技術をスタッフ全員が身につけるためには時間・手間だけでなく費用もかかるため、企業のほとんどは正社員だけにこの教育・指導を行っています。
クリーニングスタッフの多くがアルバイト・パートといった業者はスタッフの教育・指導にはあまり力をいれていないという傾向にあるのです。
「プロのハウスクリーニング業者のサービスを受けたい」ということであれば、やはり正社員のクリーニングスタッフが多く在籍している業者を選ぶのが安心だと言えるでしょう。
おわりに
ハウスクリーニングは非常に便利なサービスですが、中には悪徳な業者が存在するのも事実です。
もしも、悪徳な業者に依頼してしまうと、トラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。
そのため、今回ご紹介した失敗しない業者の選び方のポイントを押さえた上で、信頼ができるところに依頼しましょう。
クラベルプロ編集部
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