補修・貼り換えなど壁紙の剥がし方について
2022.07.22ハウスクリーニング「壁紙が古くなってきたので、新しいものに貼り換えたい」「古い壁紙を剥がしてすっきりと綺麗にしたい」とお考えの方も多いでしょう。
本記事では、補修・貼り換えなど壁紙の剥がし方についてご紹介していきます。
壁紙を剥がす前の下準備について
壁紙をスムーズに剥がすためには、いくつかのステップを踏まなければなりません。
部屋を片付けて綺麗にする
壁紙を剥がす前、まず部屋を片付けて綺麗にするようにしましょう。
部屋の掃除を始めるというよりかは、壁紙を剥がす際に邪魔になってしまう家具を移動させる作業が必要なのです。
床に保護シートを敷き詰める
壁紙を剥がす作業は、予想以上にゴミがたくさん出るものです。
壁紙が古い・接着剤が強力すぎるという場合には、注意していても壁紙がちぎれて床に落ちてしまうことがあります。
床に保護シートを敷き詰めておくことで、最後の後片付けも非常に楽になるでしょう。
インターフォン・コンセントの取り外しに関して
壁に付属しているインターフォン・コンセントに関してですが、これらは表面のカバーを外しておくだけで良いでしょう。
カバーはネジで固定されているので、ドライバーで取り外すようにします。
外したカバーは最後に取り付ける時に困ることがないよう、分かりやすい場所に保管しておくようにしましょう。
ただエアコン・火災報知器といった精密機械に関しては、下手に触ってしまうと故障の原因にもつながりかねないため、取り外さないようにするのが無難であると言えます。
壁紙の剥がし方
前項の下準備が完了したら、壁紙を剥がすことを始めていきましょう。
壁紙を剥がすうえで押さえておくべきポイントをご紹介します。
使う道具は?
壁紙を剥がす専用道具というものがありますが、1本のカッターナイフでも作業を行うことはできます。
ただカッターナイフの刃は折れてしまいやすく、刃こぼれも激しいためいくつか予備を用意しておくことがおすすめです。
基本的な壁紙の剥がし方
壁紙の継ぎ目の隙間にカッターナイフの刃を入れ、少しずつ捲っていくようにしましょう。
継ぎ目が見つからないという場合、カッターナイフで適当な場所を横切りにして切片を自分で作るようにしましょう。
壁紙がある程度捲れたら指でつまんで剥がしていきましょう。
一度に広範囲の壁紙を剥がすことができるよう両手を使いつつ、壁紙をちぎってしまわないように注意しながら、じっくりゆっくり剥がしていくことでスムーズに剥がすことができます。
薄紙の処理はどうする?
壁紙を少しずつ剥がしていくと、ペラペラとした薄紙が出てくるかと思います。
「この薄紙をどのように対処すれば良いか分からない…」という方も多いでしょう。
無理に剥がす必要はありませんが、下地から浮き上がっている部分だけは剥がしておくのが良いかと思います。
浮いている箇所は壁紙を貼りなおした際に上手く貼れなくなることが多いためです。
かかる作業時間は?
かかる作業時間に関しては一概に言えません。
壁紙の状態により、大きく作業時間が変わってしまうためです。
壁紙の状態が良ければ、部屋の面積が広い場合であっても1時間程度で終わってしまうこともあります。
一方、古い壁紙であったり壁にひどく粘着していたりすると、部屋の面積は狭い場合であっても1日では終わらないということも多いのです。
後片づけに関して
ゴミ袋に剥がした壁紙をまとめるようにし、廃棄します。
ただ壁紙は一般ゴミでなく、産業廃棄物の扱いになるため注意しなければなりません。
おわりに
本記事では、補修・貼り換えなど壁紙の剥がし方についてご紹介しました。
壁紙を剥がすことはそこまで難しくはありませんが、貼り換えに関してはいろんな工程が入ってくるので注意しなければなりません。
難しい場合は専門の業者に壁紙貼り換えを依頼してみるのも一つの方法です。
クラベルプロ編集部
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