梅雨時のカビ対策としてハウスクリーニングを依頼しよう!
2021.06.07ハウスクリーニング梅雨時はカビが繁殖しやすい環境が整いやすいと言われています。
そのような場合にもいくつかのカビ対策を行うことで、カビの繁殖をグッと抑えることができるでしょう。
本記事では、梅雨時のカビ対策とハウスクリーニングがおすすめの理由についてご紹介していきます。
梅雨時はカビが繁殖しやすくなる?
毎年5月中旬~後半頃になると、2種類の高気圧が日本列島の周辺でぶつかり、梅雨前線が形成されます。
梅雨期間は空気中に含まれる湿気も増えており、ジメジメとした生暖かい気候がしばらく続きます。
このような気候が継続することで、活発に動き始めるのがカビです。
梅雨時にカビが繁殖しやすくなる理由としては、カビが好む繁殖環境の条件がそろっているためです。
その条件というのが、「ホコリ・垢などの汚れが多くある」「湿度70%以上の環境」「気温25~30度程度の環境」の3つです。
この3つの条件のうち、1つ目と2つ目の条件を満たしているのが梅雨なのです。
また生物学的には菌類に分類されているカビは、胞子により自分のコピーを多く生成することでその生息域を広げていきます。
菌類が拡大して集合したもののことを「コロニー」と呼び、コロニーが肉眼で見えるほど大きくなったものを「カビ」と呼んでいます。
そんなカビは動物や植物の老廃物・死骸といったものを食料として、高温多湿な環境下を好み増殖していくのです。
自然界においてカビは「掃除屋」の役割を担っており、動物・虫のフン・死骸や枯れた植物などを分解して土壌の肥やしとなるなど、生態系を守る重要な生物だとされています。
しかし、人間にとってはカビが生えてしまうとさまざまな悪影響を受けてしまうため、見つけ次第取り除くようにしなければなりません。
梅雨時にカビが繁殖しやすい場所は?
梅雨時は家の中全体が繁殖しやすい環境になるため、ホコリなどの汚れがある場所にはとくに多く繁殖します。
中でもカビが繁殖しやすい場所だとされているのは、下記です。
・浴室・洗面所・トイレなどの水まわり
・エアコン内部
・家具裏側
・押し入れの中
・窓ガラスのゴムパッキン
とくに水まわりは梅雨時に関係なく、カビが繁殖しやすい場所であるとされています。
しかし梅雨時はベースとして湿度が高いことから、さらに繁殖しやすくなるとされています。
またカビがエアコン内部に繁殖してしまうと、エアコンからの風にカビの胞子が含まれてしまい、カビ臭さを感じるようになるでしょう。
また空中にカビ胞子が浮遊してしまうと、咳・くしゃみ・鼻水などの症状が出て、アレルギーを引き起こしてしまうこともあるため注意しなければなりません。
梅雨時にできる「カビ対策」とは?
梅雨時にできる「カビ対策」についてご紹介していきます。
浴室や洗面所などの水回り
浴室や洗面所といった水回りの部分に関しては水気が溜まりやすくなっているため、換気を頻繁に行うなど乾燥させておき、カビが生えにくい環境に整えておく必要があります。
エアコンの内部
エアコン内部は湿気が多く、ホコリや塵などのカビのエサとなる汚れも溜まりやすい環境になっています。
エアコンフィルターの部分に関しては、最低でも週1回は掃除を行うようにしましょう。
ただ、エアコン内部に関してはフィルター掃除だけでは取り除くことができないため、1年に1回はプロの業者にエアコンクリーニングを依頼するのがおすすめです。
窓枠
窓枠は部屋の中と外の気温差が生まれる場所であるため結露も生じやすく、その水気によってカビが繁殖してしまいます。
週1回は窓枠に付着したホコリや塵などの汚れを除去したり、雑巾やタオルを使って結露を拭き取ったりといった作業を行う必要があるでしょう。
押し入れ
押し入れのふすまを少し開けておき、風通しの良い環境にしておく必要があります。
また「すのこ」を敷いてその上に布団を乗せておくことで、布団の裏側にカビが生えるのを防止することもできます。
除湿剤を置くという方法もおすすめです。
カーペット
カーペットは粘着ローラー(コロコロ)を使って、ホコリ・髪の毛といった汚れをこまめに取り除くようにし、雨の日にはエアコンの除湿を心がけるようにしましょう。
部屋の湿度が気になる場合
「部屋の湿度が高くなっている気がする…」という場合、室内の湿気を調節する方法を試してみましょう。
エアコンが付いている部屋であればエアコンの「ドライ運転機能」を使って、部屋の湿気を取り除くのがおすすめです。
仕事に行く前にエアコンのドライ機能をセットしておけば、帰宅した時には快適な湿度環境になっているでしょう。
エアコン以外にも「サーキュレーター」を使用する方法もあります。
サーキュレーターを使用すれば室内の空気を効率的に循環させることができます。
また、「洗濯物の部屋干し」も部屋の湿度が高くなってしまう原因となってしまいます。
外で干すことができない場合は、洗濯機の乾燥機能やコインランドリーの乾燥機を使って乾かすと良いでしょう。
湿度が高い「浴室」はどうする?
浴室を使用したら、必ずその都度窓を開けて換気を行うようにしてください。
窓が無い場合には、換気扇を稼働させて空気循環を行うようにしましょう。
換気だけでは不十分だという場合には、入浴後にタオルで壁・床などの水分を拭き上げるようにするのがおすすめです。
浴室乾燥機がある場合には、2~3時間程度「乾燥モード」にしておくことも効果的です。
また浴室を使った後は湿度が高いうえ、使った後にカビの栄養源となる皮脂・石鹸カスなどの汚れが浴室全体にたくさん散っている状態となっています。
このような汚れを取り除かないと湿気の対策を行っただけでは、カビの繁殖を抑えることが難しいと言えます。
浴室を使用した後には、必ずシャワーで床・壁などを洗い流すようにしましょう。
簡単に洗い流せるものから、粘着してなかなか落としづらいものもあるため、念入りにシャワーをかけることがおすすめです。
梅雨時のカビ対策にはハウスクリーニングがおすすめ!
梅雨は、カビにとって最適な環境が整いやすい時期です。
そのため、部屋のカビ汚れによるお悩みが急増するのもこの季節なのです。
自分で「完璧に掃除できた!」と思っていても表面に付いたカビを除去しただけでは、再度カビが発生してしまい兼ねません。
また、一度生えてしまったカビ汚れはなかなか自力で落とすことができないというのも厄介なところです。
「カビが生えてしまった…」という場合には、プロのハウスクリーニング業者にカビ取りクリーニングを依頼するようにしましょう。
プロの力を借りることで浴室や洗面所、キッチンのシンクまわりといった水回り部分に発生したカビを根こそぎ落とすことができます。
カビを除去した後にコーティングをお願いすれば、よりカビが生えてきにくくなります。
カビの状態がひどい場合、カビ自体を落としても「まだカビ臭い」と感じることもあるでしょう。
それは見えない部分でカビが成長を続けている証拠なのです。
このような場合であってもプロのハウスクリーニング業者にかかれば、カビを取り除くことに加えてカビの臭いまでも消し去ってくれます。
おわりに
本記事では、梅雨時のカビ対策とハウスクリーニングがおすすめの理由についてご紹介しました。
「梅雨時にカビが生えてしまうのは仕方ない…」と諦めている方も少なくないのではないでしょうか?
カビ対策をしっかりと行うことで頑固なカビ汚れを発生させずに、お部屋を綺麗な状態に保つことができます。
徹底したカビ対策を行いたいという方は、プロの業者にコーティングをお願いするようにしましょう。
クラベルプロ編集部
最新記事 by クラベルプロ編集部 (全て見る)
- 【押入れクリーニング】押入れのカビ対策 - 2023年9月21日
- キッチン床のベタつきや黒ずみの掃除方法 - 2023年9月21日
- 浴室乾燥機の汚れの原因は?カバーの外し方 - 2023年9月21日