壁紙に付いたヤニ汚れの落とし方！原因

2022.10.24ハウスクリーニング

壁紙に付着したヤニ汚れ、どのようにして落とせば良いか分からない…という方も多いのではないでしょうか？

本記事では壁紙に付いたヤニ汚れの落とし方として、汚れの原因や掃除方法についてご紹介していきます。

壁紙のヤニ汚れの原因は？
- 原因は「タバコによる黄ばみ」
- 「タール」の特徴について
壁紙のヤニ汚れの掃除方法は？
おわりに

壁紙のヤニ汚れの原因は？

壁紙のヤニ汚れの原因とは何なのでしょうか？

原因は「タバコによる黄ばみ」

タバコには「タール」という有害物質が含まれています。

植物性樹脂の一つであるタールは「ヤニ」とも呼ばれており、付着して固まると黄色い汚れとなってしまいます。

喫煙によって歯・喉・肺にこのタールがこびりついてしまうだけではなく、タバコの煙により室内に運ばれていき、少しずつ壁紙に蓄積することによって壁紙の黄ばみ汚れの原因にもなってしまうのです。

「タール」の特徴について

「タール」は茶褐色～黒色の液体であり、タバコが燃焼する際に大量に発生します。

油性の性質が非常に強く、壁紙に付着してしまうと簡単に落とすことができません。

さらにタールには独特の臭いがあり、ヤニと共にこの臭いが染みついてしまうと消臭剤・消臭スプレーだけで消すことが難しく、部屋全体にタバコ臭が充満してしまうのです。

基本的には一度壁に付着してしまったタバコのヤニ汚れ・臭いといったものは、完璧に落とすことが難しいとされています。

壁紙のヤニ汚れの掃除方法は？

壁紙に付着したヤニ汚れを完璧に落とすということは難しいのですが、蓄積してしまう前に掃除をこまめに行うことによって、黄ばみ汚れを薄くするということは可能です。

頑固なヤニ汚れを綺麗に落とすための手順についてご紹介します。

1. 洗剤や重曹水を壁のヤニ汚れに吹きかける

ヤニ汚れを落とす前の準備として、掃除機・ハタキなどを使って壁紙についている軽い汚れを落としていきます。

壁紙のホコリなどの汚れをはらった後は、ヤニ汚れの部分に洗剤や重曹水などを直接吹きかけていきます。

2. スポンジ・ブラシなどで軽くこする

洗剤や重曹水を吹きかけた個所をスポンジ・ブラシなどで優しくこすっていきます。

力を入れてこすることで壁紙が傷んでしまったり、色ムラができてしまったりすることがあるので、壁紙の状態を確認しながら軽くこすり洗いを行うようにしましょう。

また壁紙から浮き上がったヤニ汚れは液だれをして再度壁紙に染み込んでしまう可能性もあるため、汚れが浮いてきたらすぐに拭き取るようにしましょう。

汚れを落とすスポンジ・ブラシが汚れていたら、こまめに水で洗って使うようにしてください。

汚れたスポンジのまま作業を進めることで、落としたヤニ汚れを再度壁紙に付けてしまうことになってしまうためです。

3. 水拭きを行って洗剤・ヤニ汚れを拭き取る

仕上げとして最後に水拭きを行い、洗剤・ヤニ汚れを拭き取ります。

水拭きで汚れを拭き取った後には、必ず乾いた雑巾を用いて余分な水分を拭き取っていくようにしましょう。

壁紙の表面に水分や洗剤が付着してしまうと、シミや変色といったものの原因になるので、きちんと拭き取ってしまうことが何より大切です。

ヤニ汚れを落とす壁掃除のポイントとしては、洗剤を狭い範囲に吹きかけることが挙げられます。

汚れを少しずつ落としていき、拭き取る作業を何度か繰り返すようにしましょう。

おわりに

本記事では壁紙に付いたヤニ汚れの落とし方として、汚れの原因や掃除方法についてご紹介しました。

タバコの煙と共に運ばれ、壁紙に付着してしまうヤニ汚れ。

「ヤニ汚れを掃除するのは大変そう…」という方は、ハウスクリーニング業者に壁紙クリーニングを依頼してみるのも良いでしょう。

汚れの状態や種類にあわせて掃除道具や洗剤を変えてクリーニングが行われるため、お部屋の壁紙を安心安全に綺麗にしてもらうことができますよ。

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