洗濯機のワカメ(黒カビ)の原因と取り方
2022.07.05ハウスクリーニング「洗濯機の中を覗くと、ワカメのような黒いものがたくさん浮いていて驚いた」という経験をされた方もいるでしょう。
本記事では、洗濯機からワカメ(黒カビ)がなくならない原因と取り方のコツについてご紹介していきます。
洗濯機からワカメ(黒カビ)がなくならない原因
「洗濯機から黒色・茶色のピロピロとしたワカメのようなカスが出てくる…」ということでお悩みを抱えている方も多いかと思います。
実は、このワカメ(黒カビ)の正体は「黒カビ」です。
黒カビは洗濯物から出た皮脂や汗の汚れ、また洗剤の溶け残りなどが洗濯槽の裏部分に蓄積していることが原因となっています。
洗濯機のワカメの取り方
まず、塩素系の洗濯槽クリーナーで一掃する
まずは強力な洗浄力を持った洗濯槽クリーナーを使い、汚れをすっきりと落としていきましょう。
塩素系の洗濯槽クリーナーを規定量、洗濯槽の中に投入します。
水を高水位まで溜めたら、数分間「洗い」で洗濯槽を回していきます。
一旦停止して、「洗い⇒すすぎ⇒脱水」の流れで1サイクル分回します。
標準コースでも問題ありませんが、「層洗浄コース」がある洗濯機の場合はそのコースを選ぶようにしましょう。
1サイクル分回し終えたら、洗濯機のふたを開けた状態にして洗濯槽を乾かしていきます。
一掃した後、酵素系の洗濯槽クリーナーでお手入れしていく
塩素系の洗濯槽クリーナーで洗い終えた後は、1~3ヶ月ごとなど定期的に洗濯槽を洗浄するようにします。
その場合は塩素系のものを用いるのではなく、酵素系の洗濯槽クリーナーを使用するのがおすすめです。
酵素系の洗濯槽クリーナーで洗濯槽を洗浄する方法【縦型洗濯機】
基本的な洗浄方法は同じです。
まず洗濯槽クリーナーを投入して、水を高水位まで溜めていきます。
次に成分が洗濯槽の隅々に行きわたらせることができるよう、洗濯機を5分程度回していきます。
2~3時間ほど放置したら、1サイクル分洗濯機を回して完了です。
酸素系の洗濯槽クリーナーで洗濯槽を洗浄する方法【ドラム式洗濯機】
縦型洗濯槽と違って、ドラム式洗濯機は水が下の方に溜まるという特徴があります。
商品によっては1サイクル回すだけで良いという場合もありますが、そうではない場合には「手動で回す⇒停止」を繰り返して、洗濯槽クリーナーが全体に行きわたるようにします。
洗濯槽中の様子も確認しつつ、黒カビが出てきた場合には都度ゴミ取りネットで取り除くようにしましょう。
洗濯機からワカメが出るのを予防するには?
洗濯機のふたは開けたままにしておく
高湿度の場所を好むのが黒カビです。
洗濯機のふたを閉めてしまうと湿気がこもってしまうため、洗濯し終わったら必ずふたを開けておくという習慣を身に付けるようにしましょう。
洗剤・漂白剤・柔軟剤などは規定量を
洗剤・漂白剤・柔軟剤が溶け残った場合、すすぎきれずに残った場合は、そういったものがカビのエサになってしまうことがあるので規定量を守るようにしましょう。
洗濯時、お風呂の残り湯を使わない
浴室の残り湯を使用して、節水している家庭も多いかと思います。
しかし、その残り湯には微小なりと汚れ・雑菌といったものが多く含まれているため、新しい水を使用することをおすすめします。
洗濯カゴ代わりに洗濯槽を使わない
洗濯前の汚れた状態のものを洗濯機の中に入れて置いておくのも良くありません。
衣類の汚れが洗濯槽に付着してしまうだけでなく、汗・皮脂などでより一層湿度が高まり、カビが発生してしまうおそれがあるのです。
おわりに
本記事では、洗濯機からワカメ(黒カビ)がなくならない原因と取り方のコツについてご紹介しました。
洗濯機の掃除が面倒だという場合には、プロ業者の力を借りて洗濯槽クリーニングを行うのもおすすめです。
クラベルプロ編集部
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