【キッチン掃除】土鍋の焦げ付き汚れ落とし

2023.03.10キッチンクリーニング

土鍋の焦げ付き汚れ

土鍋で料理をすると、美味しくなるというのは有名な話ですよね。

しかし土鍋で料理と行うと、焦げ付き汚れが残りやすいというのも事実です。

「気づかないうちに、土鍋の内側部分に焦げ付き汚れができてしまった…」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?

本記事ではキッチン掃除として、土鍋の焦げ付き汚れを効果的に落とす方法についてご紹介していきます。

 

【キッチン掃除】土鍋の焦げ付き汚れを落とす方法

土鍋の焦げ付きを落とす注意点

キッチン掃除として、土鍋の焦げ付き汚れを落とす方法を2つご紹介します。

 

重曹を使う方法

まず、土鍋に鍋の八分目ほどの量の水を注ぎます。

そこに大さじ3~4杯ほど重曹を入れて溶かし、重曹が溶けたら土鍋に火をかけていき、中火でゆっくりと煮立たせていきます。

水が沸騰後も1分程度はそのまま火にかけ続けておくようにしましょう。

その後に火を止め、一晩おいておきます。

翌朝になったら焦げ付き汚れは柔らかくなっているため、土鍋の水を捨ててスポンジでこすり洗いを行えば完了です。

 

お酢を使う方法

お酢を使う方法としては、まず繊維質のたわしを使って焦げ付き汚れをこすり落としていきます。

この際には鍋を洗う感覚でこすり落とすようにしましょう。

次に水を土鍋の半分ほど注ぎ、お酢を50~70ccほど加え、中火にかけて沸騰させるようにします。

沸騰したら火を止めて数時間ほどおいておきます。

時間が経過したら鍋の水をすべて捨てて、スポンジで焦げ付き汚れを優しく落としていきましょう。

 

土鍋の焦げ付き汚れを落とす際の注意点

家にお酢・重曹が無いからと言って、クレンザーや金属製のたわしなどで焦げ付き汚れを落とそうとするのはNGです。

クレンザーは焦げ付き汚れを落とす際のアイテムに用いられることがありますが、それは金属製の鍋の場合です。

土鍋の場合は金属鍋とは違って、土から作られているため表面上に小さい穴がたくさん開いています。

クレンザーを用いると、その穴の中にクレンザーが入り込んでしまい、かえって焦げ付き汚れが付きやすくなってしまうのです。

また土鍋は繊細なものであるため、金属製のたわしで力強くゴシゴシこすり洗いをするのもNGなのです。

金属製のたわしを使うと土鍋が傷ついてしまい、その傷からひび割れが起きてしまうことがあるためです。

さらに金属製のたわしだけでなく、スプーンやフォークなどで焦げ付き汚れを落とそうとすることも土鍋に傷をつけることにつながるため注意しましょう。

 

土鍋の焦げ付き汚れを防止する方法

土鍋の焦げ付き汚れを防止

目には見えなくとも、土鍋にはたくさんの穴が開いていることが分かりました。

このまま使用するとこの穴の中に水分が染み込み、焦げ付き汚れ・水漏れ・ひび割れなどの原因につながってしまうことがあります。

そこで、でんぷん質でその穴を塞ぐようにコーティングを行う「目止め(めどめ)」の方法で焦げ付き汚れなどを防止します。

必要なのはでんぷん質であるため、米のとぎ汁・小麦粉・片栗粉などを用います。

その中でも効果的であるのは「残りごはんを使って土鍋でおかゆを炊く」ということです。

新しい土鍋を使う時や土鍋が焦げ付きやすくなった際などに、この「目止め」を行います。

手軽に目止めを行いたいという方は、ぜひ一度こちらの方法を試してみてください。

 

おわりに

本記事ではキッチン掃除として、土鍋の焦げ付き汚れを効果的に落とす方法についてご紹介しました。

土鍋は金属製の鍋とは異なって繊細な作りをしているため、焦げ付き汚れを落とす際には注意を払わなければなりません。

強い力でゴシゴシと無理にこするのではなく、重曹・お酢などの力を借りて落とすようにするのが効果的です。

美しい土鍋を保つようにして、土鍋料理をおいしく楽しいものにしていきましょう。

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タグ : キッチン 土鍋 掃除
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