キッチンのオーブンは汚れが溜まりがち！

2022.07.22キッチンクリーニング

キッチンのオーブンはさまざまな食材を調理する際に用いられるため、キッチンの中でも汚れが付着してしまいやすく、臭いもこもってしまいやすい調理器具であると言えます。

本記事では、意外と見落としがちなキッチンオーブンの掃除方法についてご紹介していきます。

キッチンのオーブンが汚れる原因は？

そもそもオーブンが汚れてしまう原因は何なのでしょうか？

オーブンが汚れてしまう原因としては、「食材カス」「食材から出た油」の主に2つが挙げられます。

たとえばオーブンで肉・魚を温めると、食材に含まれている水分・油分が蒸発していきます。

その蒸発した水分・油分はオーブンの壁や天井に付着して、汚れが付着したまま時間が経過してしまうことで頑固な水垢・油汚れになるのです。

オーブンの壁や天井に付着した油汚れ・水垢は付着したてであれば簡単に落とすことができます。

ただ、時間が経ってしまうと拭き掃除だけでは汚れを綺麗に落としきるということが難しくなってしまうのです。

前項でも少し触れたように、オーブンの掃除で最も簡単だとされている方法が「汚れが付着して間もないうちにウェットティッシュで汚れを拭き取る」ということです。

ウェットティッシュであれば使用した後も捨てるだけで済むため、オーブン掃除後の片付けをする手間も省くことができます。

温かいうちであれば比較的油汚れも落としやすいため、オーブンの掃除を行う際には一番効率的な掃除方法だと言えます。

ただやはり毎回この汚れをこまめに拭き取るというのは面倒であるため、汚れを放置してしまい、落としにくくなった場合には次項でご紹介する「重曹を用いたオーブン掃除」を実施するようにしましょう。

オーブンは基本的に食品を扱う調理家電であるため、できる限り化学物質の少ない洗剤を用いたいところです。

重曹であれば口に含んでも問題はなく、価格も良心的であるため、オーブンなどの調理箇所にも気負うことなく使用できます。

オーブン掃除に使う重曹水は、大さじ4の重曹に水1を混ぜて作ります。

作った重曹水を耐熱容器に入れて、ラップはせずレンジで2分程度チンします。

チンが終わったら扉を開けて数分待ち、蒸気をオーブンレンジ庫内に充満させるようにし、汚れを浮かせていきます。

オーブン内の汚れが浮いてきたら布巾で拭き取るようにして、掃除は完了です。

油汚れ・臭いもすべて取れて綺麗な仕上がりになるでしょう。

それでもなかなか落とすことができない頑固な汚れがある場合には、重曹ペーストを使って汚れを落とすようにしていきます。

重曹に水を少し加えてペースト状にし、オーブンの中に塗って数分待ちます。

数分後にアクリルたわしを使って汚れをこすり洗いしていくことで掃除は完了となります。

そのほかにも、水を含ませたメラニンスポンジでも汚れを落とすことができるでしょう。

オーブン扉のガラス部分の掃除にはこちらの方法がとくにおすすめです。

最後にお酢と水を混ぜ合わせた酢水をスプレーして乾拭きしておくことで、除菌効果も加わって完璧だと言えるでしょう。

本記事では、意外と見落としがちなキッチンオーブンの掃除方法についてご紹介しました。

オーブンの汚れを放置したままにしていると悪臭の原因になりかねないうえ、最悪の場合、発火事故につながってしまう可能性も高いので注意しなければなりません。

また「オーブンだけでなくキッチン全体をまとめてきれいにしたい」という場合には、ぜひプロの業者にキッチンクリーニングを依頼するようにしてくださいね。

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