【押入れクリーニング】押入れのカビ対策
2023.09.21その他押入れは基本的に閉め切っている状態であるため、空気が淀みやすくなっています。
適した対策を行わなければ、カビが発生してしまう可能性もゼロではありません。
本記事では、押入れのカビ対策についてご紹介していきます。
押入れにカビが生える原因は?
菌類の一つであるカビは、空気中に胞子を拡散させることで繁殖するもの。
とくにカビ胞子が繁殖しやすいと言われているのが、「20~30℃の温度」「60%以上の湿度」「ホコリなどの汚れが豊富にある環境」の条件がそろった時です。
ホコリ・布団に付いた人の垢や皮脂・髪の毛などをエサにして繁殖していきます。
中でも押入れは閉め切って密閉された状態であることが多いため、空気が停滞して湿度も上昇しやすい環境となっています。
空気が流れずに通気性が悪い状態が常に整う押入れ環境は、カビにとって非常に好条件の繁殖場所だと言えるのです。
押入れは大きな収納場所として便利に使うことができるものですが、汗が染み込んだ敷布団など湿気を含んでいるものを収納してしまうとすぐにカビが発生し、押入れ内でカビがどんどん繁殖範囲を広げていくことがあります。
さらに押入れの中に物を詰め込み過ぎてしまうと通気性が悪化し、カビがより繁殖しやすい環境ができあがってしまうこともあるのです。
押入れのカビ対策をご紹介
押入れのカビ対策についていくつかご紹介します。
押入れの収納にゆとりを持たせる
押入れ収納に衣類が詰め込まれていると風の通りが悪くなり、空気がこもりやすくなってしまいます。
圧縮袋に布団を入れたり、衣類の間に手が入るくらいの間隔をとってあげたりして、収納の状態にゆとりをもたせるようにしましょう。
扉を開けて換気する
こまめに押入れの扉を開けておき、換気を行うようにしましょう。
目安としては、1週間に1度、1時間程度扉を開けておくことを意識してみてください。
部屋の換気を行う時に押入れもあわせて換気するという習慣をつけておくと、手間をなくすことができます。
乾燥させてから押入れに収納する
1日着用した衣類は汗を吸い取っている状態であるため、一晩干してしっかりと乾燥させてから押入れに収納しましょう。
布団に関しても同様で、一晩中汗を吸っている状態です。
そのため、朝起きたら少し自然乾燥をさせてから押入れに収納するようにしましょう。
押入れに「すのこ」「新聞紙」を置く
押入れに「すのこ」「新聞紙」を置くことで、カビを防止することができます。
すのこを敷いておくと物と床の間に隙間ができて、通気性が悪い押入れ内でも空気の通り道を作ることができます。
新聞紙は吸水性に優れていることから、押入れの中の空気中に漂っている水分や湿気を取り除くことができます。
湿気を吸い取った新聞紙をそのまま放置しておくと、カビ発生の原因にもなるため、こまめに新聞紙は取り替えるようにしましょう。
除湿剤を置いて、湿気の無い押入れ環境を整えるというのもおすすめです。
消毒をこまめに行う
カビ予防を行うには、こまめな消毒や拭き取り掃除といったものが必須です。
押入れの表面部分に付着しているカビは、消毒用エタノールを使って消毒を行うことでカビ予防を行うことができます。
押入れの中にあるものを外に出した後、雑巾に消毒用エタノールを染み込ませ、押入れの表面を拭き取るようにしましょう。
おわりに
本記事では、押入れのカビ対策についてご紹介しました。
空気が通らないため湿度が高く、汚れも溜まりやすい押入れはカビの繁殖環境として適していると言われています。
そんな押入れにカビを繁殖させないよう、適切な方法でカビ対策を行いましょう。
また「すでにカビが発生してしまっている」という場合は、プロの業者に押入れクリーニングを依頼するのがおすすめです。
クラベルプロ編集部
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