【畳掃除】畳でアレルギーが起きる原因とは
2023.04.20その他家を購入するという時・リフォームする時などに、和室を作るかどうか、検討される方も多いかと思います。
しかし赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭であれば、「畳のアレルギーが心配で和室にするか迷っている」という方も居られるのではないでしょうか?
本記事では畳掃除として、畳でアレルギーが起きる原因や対策についてご紹介していきます。
畳でアレルギーが起きる原因とは?
畳そのものがアレルギーを起こす原因になるとは考えにくいと言われています。
畳に関するアレルギーは畳そのものではなく、畳に付着するアレルゲンが原因となっている可能性が高いです。
畳に付着する代表的なアレルゲンとしては、カビ・ダニ・花粉・ホコリ・ハウスダスト・ペットの毛・花粉・フケといったものが挙げられます。
畳の上にこういったアレルゲン物質が放置されていると、アレルギーが起こりやすくなってしまうと考えられています。
畳はフローリング以上にカビ・ダニが発生する
畳は自然素材である「イ草」で作られているため水分を吸収しやすいと言われており、畳の目に汚れが付着してしまいやすい特徴があります。
お手入れを怠ってしまうと、カビ・ダニの発生を抑制する原因にもなりかねません。
目に見えて分かるホコリだけでなく、目に見えないほど微小サイズのハウスダストもアレルギーの原因につながることがあります。
ハウスダストの中にはダニやカビだけでなく、花粉・人間のフケ・ペットの抜け毛といったさまざまな物質が含まれていて、アレルギーの原因を複合的に作っているのです。
【畳掃除】畳でアレルギーを起こさないための対策
畳の部屋でアレルギーが起きないようにするには、どうしたらよいのでしょうか。
アレルゲン物質を除去し、発生させない
普段より掃除をこまめに行い、アレルゲン物質を除去して、ダニ・カビといったものを発生させないようにしましょう。
掃除機をイ草の畳に使用する場合、優しく丁寧にかけるのがポイントです。
1畳あたり30秒ほどじっくりと時間をかけて、畳の目にそってかけるようにしてください。
拭き掃除は「乾拭き」を基本に
畳掃除は「乾拭き」を基本として行うようにしましょう。
水拭きを行ってしまうと畳に水分が吸収され、ダニ・カビの発生にもつながってしまいます。
水拭きをどうしても行いたいという場合は固く雑巾を絞った後に拭いて、乾拭きで仕上げを行うようにしましょう。
水などをこぼしてしまった場合は水分を拭き取る
畳に水などの水分をこぼしてしまうと汚れ・シミといったものが残ってしまい、ダニ・カビの発生原因になってしまうことが考えられます。
そのため、乾いたティッシュ・布などを使って水分をしっかりと拭き取るようにしましょう。
しかし強くこすりすぎず、水分を吸い取るように優しくこすることが大切です。
その後は畳の目に沿ってシミ・汚れを雑巾で拭いていき、ドライヤーで乾燥させたら完了です。
なるべく畳の上にカーペットを敷かない
畳の上にカーペットを敷くということは、湿気の面で考えるとおすすめできません。
どうしても敷きたいものがある場合はこまめに向きを変えてみるなど、畳の上の空気を定期的に入れ換えるように工夫しましょう。
おわりに
本記事では畳掃除として、畳でアレルギーが起きる原因や対策についてご紹介しました。
和室に畳を設置すること自体は問題ないのですが、日々のお手入れや習慣によってアレルギーが起きる・起きないが変わってくることもあります。
こまめに畳掃除を行う・カーペットを敷きっぱなしにしておかない・水分をこぼしたらしっかりと拭き取るなどを心がけて行うことで、畳に発生するカビやダニなどのアレルゲン物質を取り除くことができるでしょう。
クラベルプロ編集部
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