咳が出るのはエアコンが原因?エアコンクリーニングのすすめ
2021.06.28エアコンクリーニング「エアコンをつけると何故か咳が出てしまう…」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
今回はエアコンをつけると咳が出る場合に考えられる病気と対処法、またエアコンクリーニングがおすすめの理由についてご紹介していきます。
【咳が出るのはなぜ?】エアコンが原因となる病気
エアコンをつけると咳が出るという方は、エアコンが原因となる病気にかかっている可能性があります。
咳喘息(せきぜんそく)
一度でも咳喘息にかかってしまうとホコリ・ダニ・カビ・花粉など、日常に潜むさまざまな刺激物によって咳が出てしまうのですが、エアコンから出る空気もその刺激に含まれることがあります。
基本的な咳喘息の症状としては軽い咳のみであるため、「そこまでひどくないから病院には行かなくて良いか…」となる方も多いです。
しかし放置することによって悪化することも多く、最悪の場合、発作的な咳や息苦しさを伴う「気管支喘息」に進行する可能性もあるため注意が必要です。
夏型過敏性肺炎(かびんせいはいえん)
「エアコンをつけたら咳が止まらない…」という場合は、夏型過敏性肺炎を疑うようにしましょう。
夏型過敏性肺炎は「トリコスポロン」というカビを何度も吸い込むことによって、アレルギー反応が引き起こされます。
「家のエアコンを長年掃除していない」「エアコンの吹き出し口に汚れが溜まっている」という場合、エアコン内部に潜むカビ菌が部屋に撒き散らされている可能性が高いです。
症状として多いのは息切れ・乾いた咳などが挙げられ、長引くと発熱を引き起こしてしまうケースもあります。
また、夏型過敏性肺炎を悪化させてしまうと症状が慢性的になるため、気道が常に炎症を起こしていることになり兼ねません。
咳が止まらない場合の対処法
咳が止まらない場合、どのような対処を行うのが良いのでしょうか?
病院を受診する
上記で述べた2つどちらの症状も「咳が出るくらいなら大丈夫だろう…」と思う方が多いですが、そのまま放置してしまうと症状が悪化し慢性的になったり、気管支喘息を引き起こしたりとひどくなってしまうことがあるため、あなどってはいけません。
エアコンをつけると咳が止まらない場合、症状が良くならなければまずは病院を受診し、医師の判断を仰ぐようにしてください。
その症状に適した薬を処方してもらうことができるでしょう。
エアコン掃除をする
病院を受診することと同じくらい大切なのが、「エアコン掃除をする」ということです。
エアコンは使用を続けると、その内部にカビ・ホコリなどの汚れが溜まってしまいます。
その汚れを取り除き、できるだけ清潔な空気を送り込むために、エアコン内部を綺麗にしておく必要があります。
おすすめはプロの業者にクリーニングを依頼すること
自分でエアコンクリーニングを行うこともできますが、プロの業者ではない限り、表面的な汚れしか取り除くことができません。
エアコンからホコリ・カビなどの汚れをしっかりと取り除くには、分解洗浄によってエアコン内部の細かな部分まで洗浄作業を行う必要があります。
プロの業者にエアコンクリーニングを依頼すれば、専用洗剤や高圧洗浄機を用いて内部の汚れも徹底的に洗い落としてくれます。
それによって、咳の原因となっているカビを一掃できるでしょう。
1年に1度、業者によるエアコンクリーニングを行ってもらえれば、エアコンが原因となる病気にかかるリスクをグッと抑えることができます。
おわりに
今回はエアコンをつけると咳が出る場合に考えられる病気と対処法、またエアコンクリーニングがおすすめの理由についてご紹介しました。
エアコンが原因となる病気は悪化すると症状が慢性的になったり、病気が進行したりとさまざまな被害を受けてしまいます。
エアコンクリーニングでカビを退治し、病気の発症リスクを抑えましょう。
クラベルプロ編集部
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