【エアコン掃除】エアコンに付着したカビ汚れの原因と対処法
2021.07.29エアコンクリーニングエアコンは長年使用し続けていると、内部にカビが生じてしまうことがあります。
今回はエアコン掃除として、エアコンに付着したカビ汚れの原因と対処法についてご紹介していきます。
エアコン内にカビが生える原因は何?
エアコンにカビが生えてしまう原因としては、エアコンを設置している環境に問題がある場合が多いです。
エアコン内にカビが生えてしまいやすい条件としては、「温度・湿度・ホコリなどの汚れ」の3つが挙げられます。
20~35度の温度
一般的に知られるカビが繁殖しやすい温度は、20~35度であるとされています。
私たちが快適だと感じる温度はカビにとっても最適な温度になるのです。
80%以上の湿度
また80%以上の湿度になると、カビが繁殖してしまいやすいと言われています。
エアコン稼働時に熱気と冷気が入り混じることによって結露が生じ、エアコン内の湿度が上昇します。
ホコリなどの汚れ
エアコン内で発生したカビは、ホコリなどの汚れをエサにして繁殖していきます。
室内にはホコリやチリのほか、さまざまな汚れが浮遊しているため、定期的に掃除を行わないとそのエサを栄養源にカビが繁殖を広げてしまうのです。
エアコンに付着したカビ汚れの対処法
エアコンに付着したカビ汚れの対処法をいくつか見ていきましょう。
フィルター掃除でカビのエサを除去する
エアコンフィルターに付着したホコリ・チリ・ハウスダストなどはカビの栄養源となり、繁殖をより広げてしまうと言われています。
そのため、まずはフィルター掃除を行うことが大切です。
エアコンのカバー部分を開いたのち、掃除機を使ってフィルターに付着したホコリを吸い取っていきましょう。
次にホコリを周りに散らさないよう、フィルターをゆっくりと外していきます。
再度掃除機を使い、フィルターに付着したホコリを吸い取ります。
浴室やベランダで水洗い・陰干しをして、しっかりと乾燥させて終了です。
吹き出し口を掃除し、カビの飛散防止をする
カビ胞子は、エアコン吹き出し口から部屋全体に放出されてしまいます。
吹き出し口の部分もきちんと掃除を行っておくのが良いでしょう。
まず、安全を考慮してエアコンコンセントを抜いておきます。
吹き出し口部分にあるルーパーを回し下げます。
薄めた中性洗剤をタオルや雑巾に染み込ませて拭いていきましょう。
手が届かないエアコン奥の部分も、タオルを定規に巻き付けることで拭くことができます。
最後にコンセントを挿して電源をつけ、数分間送風運転をします。
【エアコン内カビ除去】プロの手を借りてエアコンクリーニングを行うのが効果的
内部が複雑になっているエアコンはプロにクリーニングを行ってもらうのがおすすめです。
エアコンの手前部分を軽く掃除するというのであれば問題ありませんが、内部まで徹底的に掃除したいという場合には個人で掃除を行うのはあまりおすすめできません。
最悪の場合、エアコン野故障につながってしまうこともあります。
プロのエアコンクリーニング業者であれば、それぞれのパーツを丁寧に分解したのち、エアコン奥の隅々までピカピカに仕上げてくれます。
自力では落とせなかった汚れもプロの手にかかればするりと落とすことができるでしょう。
普段は簡単なお手入れを行っておき、定期的にプロのエアコンクリーニングを依頼すれば、常に快適な空気環境の中で生活ができるうえ、日々の掃除も格段に楽なものになります。
おわりに
今回はエアコン掃除として、エアコンに付着したカビ汚れの原因と対処法についてご紹介しました。
長期間エアコンを使い続けていると、内部にカビが発生してしまうことがあります。
カビの発生を抑えるためにも日々のお手入れを行いつつ、定期的にプロのエアコンクリーニングを受けるようにすることをおすすめします。
クラベルプロ編集部
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