浴室のシャワーヘッドが汚れる原因と掃除方法について
2021.06.07浴室クリーニングシャワーヘッドは毎日家族が使用するため、どうしても汚れが溜まりやすくなってしまう部分の一つです。
今回は、浴室のシャワーヘッドが汚れる原因とその掃除方法についてご紹介していきます。
浴室のシャワーヘッドが汚れる原因は何?
浴室のシャワーヘッドが汚れる原因として、どのようなものが挙げられるのでしょうか?
水垢
シャワーヘッドのメッキ部分やシャワー板に付きがちなのが、うろこ状の白い汚れが特徴の水垢です。
水道水の水分が蒸発すると、そこに含まれている炭酸カルシウム・ケイ酸などのミネラル分が白く残り蓄積されていくことによって頑固な汚れへと変わっていきます。
アルカリ性の汚れに分類されます。
石鹸カス
石鹸カスの汚れには2つの種類があります。
酸性石鹸カス
黒色・灰色をしており、皮脂汚れが石鹸の成分に反応して発生するベタつきのある汚れです。
汚れの量と比べると使用する石鹸の量が足りていないことが原因で発生します。
酸性の汚れに分類されます。
金属石鹸カス
固くて白い頑固なこびりつきが特徴の汚れです。
水道水の中に含まれるミネラルが石鹸の成分と反応することで発生します。
アルカリ性の汚れに分類されます。
ピンクぬめり・黒カビ
「ロドトルラ」という酵母菌が原因で生じるのがピンクぬめりの汚れです。
湿気が多い環境を好み、皮脂汚れ・石鹸カスを栄養として繁殖を広げていきます。
このピンクぬめりを放置しておくと、頑固な黒カビ汚れへとつながっていきます。
酸性の汚れに分類されます。
【浴室】シャワーヘッドの掃除方法は?
シャワーヘッドの掃除方法をご紹介していきます。
クエン酸、またはお酢を使った掃除法
クエン酸やお酢はアルカリ性の汚れに効果を発揮するため、水垢や金属石鹸カスの汚れを綺麗に落とすことができます。
小さじ2杯のクエン酸を1Lの水に溶かして「クエン酸水」というお手製の洗剤を作りましょう。
このクエン酸水に1時間ほどシャワーヘッドを浸けておき、スポンジや歯ブラシを使って擦ることで汚れがするっと取れます。
クエン酸が無い方は、お酢を代わりに使用することもできます。
お酢を使う場合は水とお酢を1対1の割合で混ぜ合わせて洗剤を作りましょう。
セスキ炭酸ソーダ、または重曹を使った掃除法
セスキ炭酸ソーダも重曹も酸性の汚れに効果を発揮するため、ピンクぬめりや皮脂汚れなどの汚れを綺麗に落とすことができます。
水と重曹を1対2の割合で混ぜ合わせ、「重曹ペースト」を作ります。
この重曹ペーストを小さめブラシが歯ブラシに付けてこすり洗いを行います。
セスキ炭酸ソーダを使用する場合は、小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを500mlのお湯に溶かして、シャワーヘッドをその中に入れ1時間半ほど浸けておきます。
その後スポンジや歯ブラシを使ってこすり洗いを行うことで、汚れを綺麗に落とすことができます。
プロに浴室クリーニングを依頼するのも◎
「上記の方法を試したけれど汚れがこびりついていて落ちない…」ということもあるかもしれません。
しかし、シャワーヘッドから出る水やお湯がいつも不衛生なものでは、家族の健康面も心配になるかと思います。
その場合は、プロに浴室クリーニングを依頼するのがおすすめです。
プロの業者にお願いすればシャワーヘッド以外にも、浴室の気になる汚れ部分をまとめて綺麗にしてもらうことができ、日々の掃除が格段に楽なものになるでしょう。
シャワーヘッド以外にも気になる浴室汚れがあるという方は、一度プロの力を借りてみてはいかがでしょうか?
おわりに
今回は、浴室のシャワーヘッドが汚れる原因とその掃除方法についてご紹介しました。
シャワーヘッドの汚れの原因は「水垢・石鹸カス・ピンクぬめり」などが挙げられます。
それぞれに適した掃除がありますが、頑固なものに関しては無理せずプロの業者に浴室クリーニングを依頼するようにしましょう。
クラベルプロ編集部
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