浴室掃除のコツを知って汚れを綺麗に落とそう!
2021.12.23浴室クリーニング私たちが毎日使用する浴室は、どうしても汚れが溜まりやすくなってしまうもの。
今回はそんな浴室の汚れの種類と、浴室掃除の手順やコツについてご紹介していきます。
浴室の汚れの種類は?
浴室の汚れの種類にはどのようなものがあるのでしょうか?
黒いカビ
浴室壁やタイルの目地、ゴムパッキンなどに点々と黒カビが付着することがあります。
カビは「程よい温度・湿度・栄養」の条件がそろうことで発生します。
高温多湿で皮脂・石鹸カスといったものが残る浴室は、カビにとってまさに最適な繁殖環境だと言えます。
水垢
水垢は水道水に含まれているカルシウム・マグネシウム・ケイ素といったミネラル類で生成されています。
浴室の水滴をそのまま放置することで、ミネラル成分が結晶化を起こして水垢になるのです。
皮脂汚れ
浴室で身体や頭を洗ったり、湯船に浸かったりした際に出る汚れの種類です。
浴室の床や壁などによく付着しているヌメリのある汚れです。
ピンク汚れ
ピンク汚れはカビと間違われることも多いのですが、実際の正体は「ロドトルラ」という酵母菌になります。
しかし、発生原因や発生場所はカビと同じです。
このまま放置し続けると、カビも発生してくるでしょう。
浴室掃除前の準備
浴室掃除を行う前の準備について見ていきましょう。
準備するものは?
準備しておくものとしては、スポンジ・ゴム手袋・浴室洗剤・床用のブラシ・カビ取り剤が挙げられます。
また、カビ取り剤など強めの塩素漂白剤を使用する際には、マスクもあると安心かもしれません。
洗剤は何を選ぶ?
強い洗剤を何度も使用していると、浴室のタイルや浴槽自体に傷をつけてしまう恐れがあります。
そのため掃除を行う際には、まず潜在力がそれほど強くないものから試してみるようにし、なかなか落とすことができない汚れに関してのみ強めの洗剤を使用するのがおすすめです。
基本的には浴室の中性洗剤を使用するようにして、それでも落とせなければ、カビ取り剤などの塩素系漂白剤を使って落とすのが良いでしょう。
「重曹」「クエン酸」を使用するのもおすすめ
また上記の洗剤以外に、食品添加物としても使用されることのある安心・安全な「重要」「クエン酸」などを使って汚れを落とすという方法もあります。
注意が必要な点としては、塩素系漂白剤とクエン酸を同時に使用すると人体に有毒なガスが発生し、非常に危険であるため、同時に使用することは避けましょう。
浴室掃除の正しい手順とコツ
浴室掃除の正しい手順とそのコツについてご紹介しましょう。
1.窓を開けたり、換気扇を回したりと換気を行う
2.浴室を全体的に水で軽く流す
3.浴槽を掃除していく
4.スポンジで壁・床を掃除していく
5.排水溝を掃除していく
以上が、浴室掃除の基本的な手順となります。
壁・浴槽の部分をこすり洗いする際のポイントとしては、掃除し始めた箇所からぐるりと一周まわるようにして掃除を進めるようにすると全体を綺麗にすることができます。
できる限り一定の方向にこすり洗いを進めるようにしましょう。
また壁などに洗剤を直接吹きかけても、どうしても垂れてしまいます。
そのため濡らしたスポンジに洗剤を含ませるようにして、こすり洗いを行うのがおすすめです。
掃除の頻度としては、床・浴槽などの汚れが発生しやすい箇所はできる限り毎日行うようにし、壁などすぐには汚れが目立たないような箇所は週に1度にしておくなど、箇所別の頻度を決めておきましょう。
おわりに
今回は浴室の汚れの種類と、浴室掃除の手順やコツについてご紹介しました。
「上記の方法を試したけれど落とせない汚れがある…」という場合は無理して落とすのではなく、業者に浴室クリーニングを依頼するようにしてください。
汚れの種類や状態に合わせて掃除道具・洗剤を使い分けてクリーニングしてもらえるため、傷をつけることなく浴室全体がすっきりとなりますよ。
クラベルプロ編集部
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