クローゼットに発生したカビの掃除と予防法
2022.09.15ハウスクリーニング「クローゼットにカビが生えてしまったけど一体どうして…?」と驚かれている方も居られるのではないでしょうか?
本記事では、クローゼットに発生したカビの掃除方法と予防法についてご紹介していきます。
クローゼットに発生したカビの掃除方法
まずクローゼットの中に入っているものをすべて取り出すようにします。
カビがどこに発生しているのか・衣類には発生していないかを確認していきましょう。
カビが発生しているところを見つけたら、その場所に消毒用エタノール・クエン酸スプレーといったものを吹きかけるようにし、その後で乾拭きを行っていきます。
それでもカビを落とすことができない場合、キッチン用の塩素系漂白剤を使用するようにします。
ただ壁紙・床材を傷めてしまう可能性があるので、目立たない場所に一度試してから使用するようにしましょう。
雑巾を薄めた漂白剤に染み込ませて、その後水拭き・乾拭きを行っていきます。
注意点として、クローゼットの中にカビを発見したとしても掃除機で吸引するというのは避けるようにしましょう。
吸引したカビというのは、掃除機を通じて部屋全体に飛び散ってしまうためです。
クローゼットにカビを発生させないようにする予防法
クローゼットにカビを発生させないようにする予防法をご紹介します。
風通しの良い環境にする
クローゼットの中の風通しを良い環境にするには、まず詰め込み過ぎないということが大切です。
またキャスター付き衣類ケースにしたり、スノコを敷いたりしていると、湿気が溜まってしまいやすい床面の風通しというのも良いものになります。
快晴の日には部屋の窓をできる限り開けるようにし、クローゼットの扉を開け、空気を入れ換えるようにしてください。
ホコリを取り除く
クローゼットが扉付きのタイプであっても、気づかぬうちにホコリが溜まってしまっていることがあります。
ホコリもカビが繁殖してしまう原因につながることがあるため、クローゼット内はこまめに掃除をするようにしましょう。
また、一度着用した衣類にもホコリが付着していることもあります。
収納前にホコリを取っておくようにしましょう。
衣類にこもった湿気を取り除く
一度着用した衣類には、基本的に湿気がこもっています。
着脱した衣類はそのままクローゼットにしまうというのではなく、洗濯できるものは洗濯し、十分に乾燥させてから収納するのがおすすめです。
洗うことができないアウターなどは、よく乾燥させてからしまってくださいね。
クリーニングに出した時には衣類にビニールカバーが被せられますが、この内部に湿気がこもってしまうこともあるため、取り外してから収納するようにしましょう。
快晴の日にはクローゼット内にしまっている衣類を天日干しすることもおすすめです。
防カビ剤・除湿剤を置く
クローゼット内に市販の防カビ剤・除湿剤といったものを設置するのも良いでしょう。
ただ湿気を吸収して水になってしまうタイプでは逆効果となってしまうため、このタイプを使用する際にはこまめに交換するようにしてください。
重曹を瓶に入れて薄い布・紙を上から被せて輪ゴムで縛ると、除湿剤の代わりにもなるためおすすめです。
交換のタイミングは「重曹が固まる」ことです。
湿気はどうしても下に溜まってしまいやすいので、こういったアイテムは下に置いておくのが良いでしょう。
おわりに
本記事では、クローゼットに発生したカビの掃除方法と予防法についてご紹介しました。
クローゼット内に湿気がこもると、カビを発生しやすくさせてしまいます。
カビを発生させない環境を整えるよう、風通しの良い環境を整えるということから始めていきましょう。
クラベルプロ編集部
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