引っ越しの際にハウスクリーニングを行うメリットと注意点

2020.12.18ハウスクリーニング

引っ越し時のハウスクリーニング

引っ越しの際に、これまで住んでいた物件のハウスクリーニングを行うことは一般的となってきました。

しかし、引っ越し先の新居でもハウスクリーニングを依頼する方が良いのでしょうか?

本記事では引っ越し時ハウスクリーニングを依頼するメリットと注意点について、ご紹介していきます。

 

引っ越し前の物件でのハウスクリーニング

引っ越し前の物件のハウスクリーニング

引っ越し前の物件でハウスクリーニングを行う際のメリットと注意点について見ていきましょう。

 

【引っ越し前の物件】ハウスクリーニングのメリット

引っ越し前の物件にハウスクリーニングを行うメリットとして、「敷金が多く返金される可能性が高い」ということが挙げられます。

一般的にハウスクリーニングは、その物件の管理会社・大家さんが行う場合が多いです。

しかし、物件によっては敷金から退去後に行うハウスクリーニングの費用を差し引かれることがあります。

そのため、お手頃価格でハウスクリーニングを行ってくれる業者を見つけることができれば、返金される敷金の金額が増える可能性もあります。

もちろん部屋の状態を入居した時のように綺麗にしていなければ、敷金の返金額も少なくなるため注意が必要です。

キッチン・換気扇・浴室・トイレなどは生活汚れが溜まりやすい場所でもあり、そのままにしておくと敷金から大幅な金額が引かれることになります。

こういった箇所に関してはハウスクリーニング業者に重点的に掃除をしてもらうようにしましょう。

 

【引っ越し前の物件】ハウスクリーニングの注意点

引っ越し前のハウスクリーニング

管理業者・大家さんにハウスクリーニング可能かどうか確認

引っ越し前の物件にハウスクリーニングを行う際には、「すでにその物件と契約しているハウスクリーニング業者がある可能性」も考慮しておきましょう。

ハウスクリーニング業者の中には、物件と契約している業者もあるのが事実です。

契約しているにも関わらず個別にハウスクリーニングを依頼してしまうと、クリーニングを二重に行うことになる可能性もあります。

少しでもお得にするためにハウスクリーニング業者に依頼したとしても、結果敷金から通常のハウスクリーニング代も引かれてしまっては意味がありません。

自分自身でハウスクリーニングを依頼するという場合には、賃貸物件の管理業者もしくは大家さんに事前に確認を取りましょう。

退去した後にハウスクリーニングを行うこと

ハウスクリーニング業者を呼ぶ際には、荷物の搬出が終わってからにしましょう。

部屋の家財が出されていない・中途半端に家財が残っていると、ハウスクリーニング業者は清掃が行いづらくなります。

その分、作業にも時間がかかってしまうため、引っ越し費用が高額になってしまう傾向にあります。

できる限りスムーズに引っ越しを進めつつ、決められた費用の中でハウスクリーニングを完了させたい場合、退去した後にハウスクリーニングを行ってもらうようにしましょう。

 

賠償責任保険に入っているハウスクリーニング業者を選ぶ

業者にハウスクリーニングを行ってもらっている最中、何かの事故によって「壁に穴があいてしまった…」「設備が壊れてしまった…」というケースもあります。

ハウスクリーニング業者は細心の注意を払って作業を行ってくれますが、それでも間違いや事故などは起こり得るものなのです。

このようなハウスクリーニングによるトラブルを迅速に解決するためには、賠償責任保険に加入済みのハウスクリーニング業者を選ぶということが賢明だと言えます。

 

複数の業者に相見積もりを取り、相場に合ったハウスクリーニング業者を選ぶ

複数ある業者の中から、どのハウスクリーニング業者を選ぶかというのも重要なポイントとなります。

いくつかのハウスクリーニング業者に家の中の状態を見てもらい、それぞれ見積書を提示してもらうようにしましょう。

そしてクリーニング作業としては、「どの範囲まで、どの程度」含まれるのかについても説明を聞くようにしてください。

事前に管理業者・大家さんに了承を得ている場合は、「どの範囲をどの程度綺麗にすると良いのか」を聞いておくことをおすすめします。

そしてクリーニングの品質を実現しつつも、平均的な金額提示される業者を選ぶようにしてみてください。

 

【引っ越し時】必要なハウスクリーニングの範囲

ハウスクリーニングが必要な範囲

どのような部屋であっても、これまで生活をしてきた部屋には汚れが残っているものです。

とくに「水まわり」は、汚れが溜まりやすい箇所として代表的です。

引っ越し時のハウスクリーニングは、「これまでの生活の痕跡を可能な限り消す」という作業なのです。

入居前の状態まで何もかも完璧に戻す必要はありませんが、せめて大家さん・管理業者に「汚れている」「汚い状態だな」と思われないようにクリーニングを行わなければなりません。

あまりに雑なまま退去してしまうと、敷金以上の清掃費用が請求されてしまったり、ハウスクリーニング費用が敷金から差し引かれてしまったりということがあります。

そうならないようにするためにも、引っ越しの際には住んでいた部屋のハウスクリーニングを行う必要があるのです。

引っ越し時にハウスクリーニングを行う箇所としては、「自分が汚した箇所」になります。

自分が汚した箇所というのは、トイレ・浴室・洗面所の水垢やカビ汚れに加えて、キッチンの壁やレンジまわりの油汚れやホコリ、床についた食べ物や飲み物のこぼし汚れ、窓ガラスやサッシ部分の汚れなど、「普段生活している中で掃除をしなければ汚れが溜まってしまう箇所や汚れ」がクリーニング対象になります。

 

引っ越し先の物件でのハウスクリーニング

引っ越し先でのハウスクリーニング

引っ越し先の物件でハウスクリーニングを行う際のメリットと注意点について見ていきましょう。

 

【引っ越し先の物件】ハウスクリーニングのメリット

ほとんどの物件では、前の住人が退去した後にハウスクリーニングが行われています。

そのため、新居ではハウスクリーニング業者に依頼する必要はありません。

しかし、「新居の割には意外と汚れている…」という場合も中にはあります。

クリーニングが不十分だと感じる場合は、除菌加工・虫よけといったサービスを行ってくれる業者もあるため依頼してみましょう。

入居前に行えば、綺麗で清潔な状態で新居生活を始められます。

 

【引っ越し先の物件】ハウスクリーニングの注意点

引っ越し先のハウスクリーニング

引っ越し先の新居をハウスクリーニングする注意点としては前述の通り、すでにハウスクリーニングが行われた後である物件が多いため、自分で再度クリーニングを依頼してもあまり意味がありません。

ハウスクリーニングを業者に依頼することで、割高になってしまうことが注意点であると言えるでしょう。

それでもやはり汚れが気になる場合もあるかと思います。

そういった際には、業者に依頼するより、自分で掃除を行う方が安い費用で済むでしょう。

ただし、ハウスクリーニング業者はお部屋のクリーニングのプロです。

そのためハウスクリーニングを依頼すれば、専門の用具や洗剤を使って部屋全体をとことん綺麗にしてもらうことができます。

自分で掃除を行う以上の仕上がりになるため、気になる方は依頼してみるのもおすすめです。

入居前にどうしても気になっている汚れがある場合は、大家さん・管理業者にその汚れを伝えましょう。

汚れによってはもしかすると、再度ハウスクリーニングを行ってもらえる可能性があります。

 

おわりに

ここでは、引っ越し時にハウスクリーニングを業者に依頼するメリットと注意点についてご紹介しました。

引っ越しのときハウスクリーニング業者にクリーニング依頼をすれば、自力ではなかなか綺麗にならない部屋も一気に美しく仕上げてくれます。

しかし引っ越し時にハウスクリーニングを依頼する際には、その物件の状況をきちんと確認してから依頼するようにする方が良いでしょう。

 

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クラベルプロ編集部

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