【ハウスクリーニング】ベタベタしない!シールのきれいな剝がし方
2022.04.28ハウスクリーニング「シールが綺麗に剥がれない」「シールの跡が付いてしまった…」という経験はありませんか?
本記事では自分でできるハウスクリーニング法として、ベタベタしないシールのきれいな剝がし方についてご紹介していきます。
シールがベタついて剥がれない理由
シールの裏面には「粘着剤」が付いています。
粘着剤はシールを張り付ける際に圧力をかけるほど、シールと接着物の間のすき間を埋めて密着していきます。
そのため、シールを剥がす際には綺麗に剥がすことが難しく、どうしてもシール跡が付いてしまうのです。
この粘着剤は水に濡れたとしてもなかなか落としづらく、乾燥すると一層粘着度が増すため、一回張り付いてしまうとなかなか落とすことができないのです。
また紫外線・熱といったものの影響を受けることで、ベタついてしまううえ、時間が経つと固形化して固まってしまうという特徴があります。
おすすめのシールの剥がし方
おすすめのシールの剥がし方をご紹介します。
ドライヤーで温風を当てる
粘着剤を柔らかくして剥がしやすくするために、ドライヤーで温風を当てるという方法があります。
10~20秒間ほどドライヤーの温風をシールに当てて、ゆっくり剥がしてみましょう。
シールが冷めてしまうと再度粘着剤が固まってしまうため、温風を当てたらすぐに剥がしていくのがポイントです。
水につけられないものに貼られたシールを剥がす際、この方法が便利です。
「シール剝がし剤」を使う
シール剝がしが楽にできる「シール剝がし剤」というものが市販されています。
接着剤を溶かし、シールと接着物との間にすき間を作ってシールを剥がしやすくしてくれる専用アイテムです。
シールに塗布して2~3分置いたら付属のヘラを使って剥がすようにし、最後に乾拭きを行って完了です。
「セスキ炭酸ソーダ」を使う
スーパー・ドラッグストア・100円ショップなどで販売されている「セスキ炭酸ソーダ」を使うという方法もあります。
セスキ炭酸ソーダをシール剝がしとして使用する際には、「セスキ炭酸ソーダ水」を作らなければなりません。
500ミリリットルの水に小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを混ぜ合わせ「セスキ炭酸ソーダ水」を作り、スプレーできるようスプレーボトルに入れていきます。
そのセスキ炭酸ソーダ水をシールに吹きかけて、ラップでパックして2時間程度放置します。
時間が経った後、濡らした布でこすり洗いを行えば綺麗に剥がすことができます。
ベタベタしたシール跡が残ってしまったときの対処法
ベタベタしたシール跡が残ってしまったときの対処法をご紹介します。
食品用の中性洗剤を使う
食品用の中性洗剤には、シールに水を浸透させやすくする働きがあるのです。
使い方としては、シールの部分に中性洗剤を塗り込み、その上からラップをかけて10分間ほどパックします。
時間が経ったらゆっくりとシールを剥がして、水拭きを行って洗剤と粘着剤を拭き取るようにします。
ハンドクリームを使う
ハンドクリームに含まれている油分を上手く活用してシールの粘着力を弱めるようにします。
そのため、ハンドクリームは油分の多いタイプである方が成功率はアップします。
使い方としては、シールが隠れるくらいたっぷりとハンドクリームを塗り込み、10分間ほど置いておきます。
その後、ゆっくりとシールを剥がしていけば綺麗に剥がすことができるでしょう。
おわりに
本記事では自分でできるハウスクリーニング法として、ベタベタしないシールのきれいな剝がし方についてご紹介しました。
シールは時間が経過すればするほど、粘着剤が強さを増して剥がしにくくなってしまいます。
たとえシール自体が劣化して剥がれてしまっても、粘着剤だけが残ってしまうということがあるため、シールは貼った後にすぐ剥がすことが大切なのです。
クラベルプロ編集部
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