エアコンクリーニングの分解洗浄についてご紹介
2020.11.05エアコンクリーニングエアコンクリーニングといえば分解洗浄を行う業者が一般的です。
しかし、分解洗浄とはどんな洗浄方法なのか知らないという方も多いでしょう。
これからエアコンクリーニングを検討している方であれば、業者に依頼をする前にどういった内容の洗浄を行うのか把握しておきたいことかと思います。
今回は、エアコンクリーニングの分解洗浄についてご紹介していきます。
分解洗浄とは?
分解洗浄とは、部屋の壁にエアコンを取り付けたまま養生・分解を行い洗浄する方法です。
本体外側のフィルター・カバー・モード・電装部品・エアコン前面にあるドレンパンを取り外し、高温スチームや高圧洗浄機を使ってエアコン内部に噴きかけていくことで内部の汚れを落としていきます。
多くのエアコンクリーニング業者で行われている一般的な洗浄方法です。
分解洗浄が必要な目安
エアコンを何年間使っていたら分解洗浄が必要という基準はありません。
ですが分解洗浄が必要な目安はあります。
そのサインを確認する方法として、まずエアコンの運転を停止させて、懐中電灯などのライトを使って噴出口から内部を確認します。
送風ファンの部分にカビが付着していればそれは分解洗浄のサインです。
また風向き調整をするルーパーの部分に黒いカビが付着していることがあります。
これは、内部汚れ・裏側についたカビが送りだされた風とともにルーパーに当たって付着した可能性があり、分解洗浄のサインと言えるでしょう。
その他の分解洗浄が必要なサイン
その他にも分解洗浄が必要なサインとして以下のことが挙げられます。
エアコン運転時に悪臭がする
エアコンの運転時に悪臭がする場合は、内部のフィルター部分にカビが繁殖している場合が多いです。
長年エアコンを使い続けているとエアコンの内部に部屋のほこりが蓄積され、エアコンの結露と結合することでカビが発生してしまいます。
「カビ臭い」「酸っぱい臭いがする」などエアコン内部から悪臭がしてくることがあれば、フィルターをクリーニングする必要性が高いため、分解洗浄を行うのが良いでしょう。
エアコンの効きが悪くなったように感じる
エアコンを長期間掃除せずに放置していると、内部にほこりやごみが溜まっていきます。
ほこりやごみなどの汚れが溜まることで風の通りが悪くなり、エアコンの運転効率が落ちてしまいます。
そのためエアコンの効きが悪くなったと感じたら、内部の汚れが溜まっている可能性が高いでしょう。
分解洗浄によってエアコンの風通しを良くすることで、運転効率があがるうえ電気代の節約にもなります。
「完全分解洗浄」もある
分解洗浄とは別に「完全分解洗浄」というものがあるのはご存知でしょうか?
完全分解洗浄とは、エアコン本体を部屋の壁から外して専用の工場に持ち帰り、徹底洗浄する方法です。
詳しい内容としては「分解・浸け置き・高圧洗浄・ブラシ洗浄・水洗い・乾燥・組み立て」までの作業を行い、エアコン内部を隅々まで綺麗に洗浄してくれます。
送風ファン・エアコンボディーの裏側・熱交換器の裏側など、通常の分解洗浄では届きづらい部分もすっきり綺麗になります。
洗浄後はほぼ新品同様に返ってくるので、その変化に驚く人も多いのです。
おわりに
エアコンクリーニングの分解洗浄についてご紹介しました。
エアコンは生活をしている中でも目線の上にある場合が多いため、どうしても目につきにくく掃除を放置してしまいがちになります。
しかしエアコンに汚れが溜まったまま運転を始めると、内部のカビやほこりなどの汚れが部屋中にまき散らされてしまいます。
ただ、自分でエアコン内部を掃除するのは手間も時間もかかり面倒に感じるでしょう。
エアコンクリーニングを依頼すれば自分で掃除する手間も省けるうえ、分解洗浄が通常の洗浄方法なのでエアコンの内部が一気に綺麗になります。
エアコンクリーニングの分解洗浄を依頼し、快適な部屋環境を目指していきませんか?
クラベルプロ編集部
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