【ハウスクリーニング】もらい錆びとは?
2023.07.26ハウスクリーニング「もらい錆び」という言葉を耳にされたことはあるでしょうか?
本記事では「もらい錆び」とはどのようなものか、また、もらい錆びの対処方法についてもあわせてご紹介していきます。
「もらい錆び」とは?
錆びが発生した金属製品から、錆びだけが移ってしまう汚れのことを「もらい錆び」と言います。
これは水まわりでよく発生する現象であり、キッチンに缶詰を置いたままにしていたり、洗面所にカミソリを置きっぱなしにしていたりする場合に注意が必要です。
金属製品に錆びが発生し、ほかの物とくっついたままになっていると、錆びだけが移ってしまい、知らない間に錆びが広がってしまっていることがあるのです。
もらい錆びが付着してすぐであれば、表面に軽く付着しているだけであるため、比較的簡単に落とせますが、時間が経ってしまうと頑固な汚れになってしまいます。
「もらい錆び」の対処方法
「もらい錆び」が発生してしまった時の対処方法をご紹介します。
「クエン酸」を使って落とす
赤茶色のステンレスに付着したもらい錆びには、「クエン酸」を用いるのが良いでしょう。
クエン酸は、金属製品から錆びを切り離す作用があります。
酸の力を用いて錆びを分解・中和するため、錆びをすっきり落とすことができます。
クエン酸と水を混ぜ合わせて「クエン酸水」を作ります。
そのクエン酸水に布を浸してもらい錆びの上にかけ、30分程放置し、時間が経ったら錆びとクエン酸水を洗い流して完了です。
「クレンザー」を使って落とす
もらい錆びには、「クレンザー」を用いるのも効果的だと言われています。
雑巾にクレンザーをとり、くるくると円を描くようにしてもらい錆びの部分を優しくこすり洗いしていきます。
もらい錆びが取れたら、最後に水拭きを行って完了となります。
専用のクレンザーを用いればキッチン・浴室・洗面所の表面素材を傷つけることなく、もらい錆びだけを綺麗に落とすことができます。
「重曹」を使って落とす
クレンザーと同じく、研磨作用によって錆びを落とすことができるのが「重曹」です。
もらい錆びに直接重曹をふりかけ、スポンジでこすり洗いを行います。
錆びを落としたら、最後に水拭きを行って完了です。
重曹の細かな粒子がもらい錆びを絡めとってくれますよ。
発生して間もないもらい錆びの場合、金属表面に錆びが軽く付着している程度であるため、研磨作用によって物理的に落とすことができるのです。
「歯磨き粉」を使って落とす
クレンザーや重曹と同じく「歯磨き粉」も、研磨作用によってもらい錆びを落とすことができるものです。
歯磨き粉には研磨剤が含まれていますが、元々口の中に入れて使用する製品であるため、ほかの洗剤よりも優しい成分を用いて作られているのです。
そのため、まだ金属内部までは浸透していないような、初期段階のもらい錆びに有効です。
使用済み歯ブラシに歯磨き粉を乗せて、もらい錆びの部分を優しくこすり洗いしましょう。
最後に水をかけて洗い流したら完了です。
「もらい錆び」が落とせない場合、ハウスクリーニングの依頼が◎
「いろんな方法を試してみたけれど、どうしてももらい錆びが落とせない…」という場合、プロのハウスクリーニング業者の力を借りて、もらい錆びを落としてもらいましょう。
プロであれば、もらい錆びの状態に合わせて洗剤や道具を使い分け、安心安全に汚れを落としてくれます。
どうしても落とせないもらい錆びがある場合は、無理せずプロに頼るようにしましょう。
おわりに
本記事では「もらい錆び」とはどのようなものか、また、もらい錆びの対処方法についてもあわせてご紹介しました。
もらい錆びは軽度のものであれば問題ありませんが、時間が経ってしまったものは非常に落としにくいもの。
もらい錆びを見つけたら当記事でご紹介した方法を試して、なるべく早く取り除くようにしてくださいね。
クラベルプロ編集部
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