洗面所の床にカビが生えてしまった!
2022.07.22その他毎日家族が使う洗面所は、汚れやすい水まわり箇所の一つです。
本記事ではそんな洗面所の床にカビが生えてしまう原因や、生えてしまった時の対処法についてご紹介していきます。
洗面所の床になぜカビが生える?
洗面所は朝・晩の歯磨き・手洗い・髪型を整えたりするなど、さまざまな目的で使う場所かと思います。
また洗濯機を隣に設置したり、浴室と隣り合わせになっていたりすることも多いでしょう。
しかし、こういったことはすべて洗面所の湿度を上げてしまうことにつながります。
また手洗い以外にも、お化粧やヘアメイクをする際にはやはり化粧品や皮脂汚れなどの油汚れが付着してしまうものです。
カビは湿度と汚れがある場所が大好物であるため、洗面所はそんな繁殖条件にピッタリと当てはまってしまうということです。
洗面所の床に生えたカビの落とし方
梅雨・雨が長い時期などの季節はどうしてもカビが生えやすくなってしまうと言われています。
ただ、正しい方法で掃除を行っていれば素人であってもカビをしっかりと落とすことができます。
準備するものとしては、重曹・雑巾・メラミンスポンジ・使用済み歯ブラシといったものが挙げられます。
メラニンスポンジは樹脂であるメラニンから作られたスポンジのことで、従来のスポンジとは異なり、水をつけてこすり洗いを行うだけで汚れを落とせる洗剤不要のスポンジのことを意味しています。
ただ素材によっては使うことで傷をつけてしまうこともあります。
メラニンスポンジを使っても洗面所の床が傷つかない素材であるかを、使用前に確認しておくのが良いでしょう。
重曹はカビを落とすためには最適なアルカリ性洗剤です。
環境はもちろん人にとっても優しい成分を含んでいるため、安心・安全に使うことができるでしょう。
小さじ1杯の重曹と100mlの水を混ぜ合わせて重曹水を作って、スプレーボトルに移し替えて使用するのがおすすめです。
実際の掃除方法
まずメラニンスポンジに水をつけて、カビがある箇所をこすり洗いするようにします。
出てきた汚れを掃除機で吸引するようにします。
取り切れないカビがある場合は重曹水を吹きかけるようにして、雑巾で拭き取るようにしましょう。
重曹水では落としきれない場合、重曹粉末をそのままふりかけるようにしましょう。
ふりかけた後は使用済み歯ブラシでかるくこすり洗いを行います。
カビを落とすことができたら、濡れた雑巾を使って重曹を拭き取っていきます。
最後に乾拭きを行うか、換気をして床を乾燥させるようにしましょう。
洗面所の床にカビを生やさないための予防策
洗面所の床にカビを生やさないための予防策をいくつかご紹介します。
換気を十分に行う
洗面所に換気扇が付けられていない場合、できる限り回しっぱなしにするようにしましょう。
常に回しっぱなしと言っても1ヶ月の電気代は数十円~数百円程であるため、掃除の手間を考えるとこの費用効果は十分であると言えるでしょう。
水滴が落ちたらすぐ拭き取る
洗面所は水まわりであるため、少し濡れていてもそこまで気にならないという方も多いのではないでしょうか?
しかし、水分はカビの好物であるため、入浴後・洗顔後に水滴が落ちた場合、すぐ拭き取るようにするのがおすすめです。
物をあまり置きすぎない
体重計・お風呂のマット・タオル入れといったものを洗面所に置かれている方も多いのではないでしょうか?
ただ、洗面所に物が溢れている状態だと掃除がしづらいのは当然のこと。
なるべく物を置かないようにして、掃除が行いやすい環境に整えるようにしましょう。
おわりに
本記事では洗面所の床にカビが生えてしまう原因や、生えてしまった時の対処法についてご紹介しました。
「こまめな洗面所掃除が面倒…」という方は、プロのハウスクリーニング業者に洗面所クリーニングを依頼するという方法も検討してみるのが良いでしょう。
クラベルプロ編集部
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