エアコン洗浄スプレーの使い方と故障リスク
2022.07.22エアコンクリーニング「エアコン洗浄スプレーを使って自分でエアコン掃除をしよう」と考える方も多いかと思います。
本記事では、エアコン洗浄スプレーの使い方とご家庭での故障リスクについてご紹介していきます。
エアコン洗浄スプレーの使い方
【エアコン洗浄スプレーの使い方】フィン掃除編
養生する
床にエアコン洗浄スプレーが落ちても汚れることが無いよう、ビニールシートを設置しておきます。
フィンの部分が見える状態に
エアコン本体のカバー・フィルター部分を取り外し、「フィン」をむき出しの状態にします。
フィンは刺激に弱い金属であり、少しの衝撃で折れ曲がってしまうこともあるため注意しなければなりません。
フィンに付着したホコリ除去
フィンに付着しているホコリなどの汚れをブラシ・掃除機で取り除いていきましょう。
細かい汚れに関しては、つまようじ・綿棒といったもので取り除くようにします。
フィンにスプレーをかける
エアコン洗浄スプレーをフィンの目に沿い、縦方向に吹きかけていきます。
エアコン洗浄スプレーに記載されている時間放置し続けたら掃除は完了です。
【エアコン洗浄スプレーの使い方】ファン掃除編
エアコン下を養生する
ファン用のエアコン洗浄スプレーはファンとは違って外に排出することが無いため、しっかりとエアコン下の養生を行わなければなりません。
エアコン下にゴミ袋を貼り付くようにしましょう。
また洗浄液を溜めることができるよう、バケツをエアコンの下にセットしておくようにしてください。
ファン用のエアコン洗浄スプレーする
吹き出し口よりノズルを差し込んで、スプレーしていくようにしましょう。
スプレーを行いながらファンを割り箸などで回転させるようにし、洗浄液が全体的に行き渡るようにしていきます。
リンス液で洗い流す
20~30分程度時間を置いたら、洗浄液を専用のリンス液で洗い流して完了です。
もしもリンス液が足りないという場合には、水で代用して洗い流しても問題ありません。
洗浄液が流れてくるまで5分程度待つようにします。
エアコンの吹き出し口にタオルを当てて送風運転を行う
ファン掃除が完了したらフィルター・カバーを元に戻し、送風運転を行っていきます。
タオルをエアコン吹き出し口に当てておくことで、水気の飛び散りを防止することもできます。
1~2時間程度送風運転を行うことで、しっかりと乾燥させることができるでしょう。
ご家庭でエアコン洗浄スプレーの使用をおすすめしない理由
故障リスクがあるため
エアコン洗浄スプレーを使用した際、スプレーが電装部分にかかってしまうとエアコンが故障してしまう可能性があるのです。
健康面への悪影響
エアコン内に残った洗浄剤の成分がエアコン使用時に室内に飛び散ってしまうため、健康への悪影響が懸念されることでしょう。
エアコンの詰まり・水漏れリスク
エアコン掃除スプレーのすすぎ残しがあると、カビが発生してしまうことがあります。
またスプレーの勢いも十分なものではないので、ホコリが目詰まりを引き起こしてしまう原因にもなってしまいます。
エアコンクリーニングはプロに任せた方が早くて安い
「エアコンをきれいに掃除したいけれど、自分で掃除を行うのはやっぱり難しそう…」という場合、プロの業者にエアコンクリーニングを依頼するのがおすすめです。
プロの業者に任せることでエアコンの吹き出し口やフィルターなど、目に見える箇所はもちろん、エアコン内部のファン・フィン・ドレンホースの部分までもきれいに掃除を行ってもらえます。
おわりに
本記事では、エアコン洗浄スプレーの使い方とご家庭での故障リスクについてご紹介しました。
エアコン洗浄スプレーを用いて掃除を行うことで、エアコン内部に洗剤が残ってしまい、結果的に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
エアコン内部の掃除はプロに依頼するのがおすすめだと言えるでしょう。
クラベルプロ編集部
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