畳掃除はクエン酸を使うのがおすすめ

2022.10.18その他

畳掃除はクエン酸を使う

畳に重曹を使用してはいけないということはご存知でしょうか?

本記事では畳に重曹は使ってはいけない理由と、畳掃除はクエン酸を使うのがおすすめの理由についてご紹介していきます。

 

畳掃除の際、重曹を使用するのはNG

「重曹」と「クエン酸」は掃除の際によく使用されているため、知っているという方は多いでしょう。

しかし、この重曹とクエン酸をなんとなく同じものとして認識している方も少なくありません。

実は重曹とクエン酸は真逆の性質を持っているので、その用途は全く異なるのです。

畳掃除の際に重曹を用いてしまうと、畳に使われている「い草」の繊維が変色を引き起こしてしまうのです。

畳と同じ自然由来のものである重曹はどのような汚れも綺麗にすることができると言われていますが、畳・生木などの掃除の際には適していないのです。

そのため畳に重曹は決して使用しないようにしましょう。

畳はカビ・ダニといったものの繁殖を予防するために、畳をあげ、風を通しておくというだけでも良いのです。

そして1年に2~3度は天日干しするのがおすすめです。

 

クエン酸が得意としている汚れの種類

クエン酸が得意としている汚れ

クエン酸が得意としている汚れの種類としては、下記のような汚れです。

・水垢・水に含まれているミネラルが固まってしまったガリガリとした白い汚れ

・トイレに付着した尿石・黒ずみ

・アンモニアなどのアルカリ性の臭い消臭

その一方でクエン酸は、換気扇やコンロ周りに付着した油汚れや浴室の皮脂汚れを落とすのには適していません。

クエン酸はシンク・蛇口・トイレ・洗濯機掃除の際にその効果が発揮されます。

また畳・カーペットの掃除を行う際にも活用することができます。

 

畳掃除にはクエン酸が効果的!

近年では畳ではなくフローリングにするケースが増えてきていますが、畳の部屋が一つあるという家庭も多いもの。

「畳掃除は掃除機をかけるだけ」という方も多いのですが、掃除機をかけるだけでは取り除けない汚れもたくさん残ってしまっているのです。

まずは畳の目に沿って掃除機をゆっくりと丁寧にかけていくところから始めます。

ゆっくりと丁寧に掃除機をかけることで、ダニを吸引しやすくなるためです。

掃除機を強い力でかけてしまうことで、畳に傷が付いてしまうこともあるためできる限り丁寧に優しくかけるようにしましょう。

次にバケツの半分ほどの水を用意して、そこに小さじ1杯程度のクエン酸を入れて混ぜ、「クエン酸水」を作ります。

このクエン酸水に雑巾を浸けて、固く絞った雑巾で畳の目に沿ってゆっくりと拭き上げていきます。

拭き上げた後は乾拭きを行うか陰干しをし、十分に乾かすようにしましょう。

クエン酸水を用いることで、カビ予防にもなるのです。

クエン酸が無い場合、2リットルほどの水に大さじ1杯ほどのお酢を入れたもので代用することもできます。

 

畳を拭き上げる際には、湿気が溜まってしまわないよう注意

湿気が溜まってしまわないよう注意

畳を雑巾で拭き上げる際には、しっかりと雑巾を絞って水気があまり残らないようにしましょう。

畳は湿気に弱いので、雑巾で拭き上げる際には十分に雑巾を絞るようにする必要があります。

前項でも少し触れたように、クエン酸水で拭き上げた後には必ず乾拭き・陰干しを行ってよく乾かすようにします。

濡れたままの雑巾で拭き上げたり、雑巾を十分に乾かさなかったりした場合、カビ・雑菌の繁殖が広がってしまうことになるでしょう。

 

おわりに

本記事では畳に重曹は使ってはいけない理由と、畳掃除はクエン酸を使うのがおすすめの理由についてご紹介しました。

畳に使用されている「い草」の繊維が変色を起こしてしまうため、畳に重曹を使用してはいけないと言われています。

畳掃除を行う際には、ぜひクエン酸を用いて作る「クエン酸水」を使って掃除を行うようにしてくださいね。

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