畳に付いたカビ取りの方法!正しい掃除

2022.10.24その他

畳に付いたカビ取りの方法

「気がついた時には畳にカビが生えてしまっていた…」ということもあるのではないでしょうか?

本記事では畳に付いたカビ取りの方法として、正しい掃除法と予防法についてご紹介していきます。

 

畳に付いたカビの正しい掃除法

畳に付いたカビの正しい掃除法

畳に付いたカビの正しい掃除法について見ていきましょう。

 

畳にうっすらカビが生えている場合の掃除法

窓を開け、畳に沿う形で掃除機をゆっくりとかけていき、カビを吸い取っていきます。

掃除機の排気でカビ胞子が飛び散ってしまわないよう、注意しながら作業を行うようにしましょう。

カビを掃除機で吸引したら、畳目に沿いながら乾拭きしていきます。

畳に湿気を与えてしまうことになるため、水拭きは避けるようにしましょう。

こちらの畳の乾拭きは4回程度繰り返して行っていきます。

 

畳の広範囲にカビが生えている場合の掃除法

畳にカビが生えているのが広範囲である場合には、晴れている日の屋外で掃除するのがおすすめです。

掃除機・ほうきを使って掃いたり、乾拭きを行ったりして畳表面に付着したカビを取り除いていきます。

その後、風通しの良い屋外にて日陰干しを行う、もしくは畳表面を裏返しにし4日程度乾燥させるようにします。

 

カビが頑固で取れない場合の掃除法

掃除機・乾拭きのみではカビを除去しきれない時には、消毒用アルコールを活用するというのも一つの方法です。

掃除を始める際には窓を開けて部屋を換気し、畳に消毒用アルコールを吹きかけて20分ほど放置しましょう。

その後には使用済み歯ブラシを使い、カビを掻き出していきます。

この際、あまりに強い力で歯ブラシをこすってしまうと畳を傷めてしまうことになるため、できる限り畳目に沿ってカビをゆっくりと掻き出していくようにします。

消毒用アルコールが無い場合には代わりにお酢を用いて、畳のカビ取りを行うことも可能です。

お酢には除菌作用があるため、畳のメンテナンスを行う際にも効果的なのです。

お酢を水で10倍ほど薄め、その液体に雑巾を浸して絞った後、畳目に沿うようにしてカビを拭き取っていきます。

ただ、新しい畳表や畳のフチなどにお酢を使用することで変色してしまうこともあるため、注意しながら使用するようにしましょう。

 

畳にカビを生やさないための予防法

畳にカビを生やさないための予防法

畳にカビを生やさないための予防法をご紹介します。

 

換気をこまめに行う

畳のカビは、湿気が一番の原因とされています。

そのため畳の部屋にはできる限り湿気がこもってしまわないよう、こまめに部屋の換気を行いましょう。

それでも湿度が高い場合には、エアコンの除湿機能を活用するのもカビを軽減させるのに効果的だとされています。

また壁から家具・家電を離し、空気の流れを良くしておくのもおすすめです。

NGとされているのは、和室に湿っている洗濯物を干すことです。

部屋の湿度がグッと上がってしまい、カビ発生の原因になってしまうためです。

 

お酢で予防する

布に10倍に薄めたお酢を染み込ませ、固めに絞って畳を拭き取り、乾燥させることで予防することもできます。

 

長期間畳の上に布団を敷かないよう注意する

布団を敷きっぱなしにするのはNGです。

こまめに干すようにし、布団からも湿気を取り除くようにしましょう。

カーペットを敷く場合には、間に除湿シートを敷いておくことが効果的とされています。

 

おわりに

本記事では畳に付いたカビ取りの方法として、正しい掃除法と予防法についてご紹介しました。

畳には「イ草」が使用されているため、湿度が高い状態が継続しているとカビが繁殖しやすくなってしまいます。

そのためには湿気をできる限り抑え、カビの発生しにくい環境に整えることが大切です。

ご紹介した掃除法・予防法を行い、いつでも清潔な畳を維持できるように意識していきましょう。

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